左) マスター・コントロール・デイト Q1548420 39mm ¥756,000(税込)
中) マスター・ウルトラスリム・デイト Q1238420 39mm ¥896,400(税込)
右) ジオフィジック・トゥルーセコンド Q8018420 39.6mm ¥1,080,000(税込)
この3本が並ぶ事は今後無いと思います。
定番のマスター・コントロールに、新作のマスター・ウルトラスリム・デイト、そして生産終了と言われているジオフィジック・トゥルーセコンド。
全て3針デイト付自動巻きの時計です。
どのメーカーにも存在するモデルですが、ジャガー・ルクルトの完成度は非常に高くさらに3本それぞれの特徴を持っています。
見た目は似ていますがこのようなラインナップが用意されているには勿論理由があります。
マスター・コントロール・デイト MASTER CONTROL DATE
Q1548420
ケース径:39mm
ケース厚:8.5mm
防水性:50m
¥756,000(税込)
cal.899/1
ムーブメント厚:3.30mm
振動数:毎時28,800振動
パーツ数:219個
パワーリザーブ:38時間
石数:32石
ローター:22KPG
これまで何度かご紹介してきた時計ですが、定番である意味最も完成された時計とも言えます。
基本に忠実と言えばいいのか分かりませんが、遊び心があるわけではありませんし特徴がある訳でもありません。
しかし、文字盤の針インデックスのバランス、ケース径に対しての厚み、視認性、クオリティ等悪いところは見当たりません。
マスター・ウルトラスリム・デイト MASTER ULTRA THIN DATE
Q1238420
ケース径:39mm
ケース厚:7.8mm
防水性:50m
¥896,400(税込)
cal.899/1
ムーブメント厚:3.30mm
振動数:毎時28,800振動
パーツ数:219個
パワーリザーブ:38時間
石数:32石
ローター:22KPG
先日ご紹介した時計ですが、この時計マスター・コントロールと同じ機械が搭載されています。ベルトの仕様、バックルの仕様も同じですが価格はこちらの方が13万円高いです。これはケース形状の違いによるものです。マスターシリーズには大きく2種類のケースがありマスター・ウルトラスリムのケース形状は非常に複雑でより美しいものになっています。ムーン、パーペチュアル、リザーブ・ド・マルシェ等はマスター・ウルトラスリムに属します。
あと、マスター・コントロールに比べると文字盤のデザインが違うだけでなく、リューズの厚み、ラグ幅、ベルト形状、さらにシルバー文字盤のカラートーンも違います。かなり細かい所まで拘っているのがこのメーカーの特徴と言えます。
ジオフィジック・トゥルーセコンド GEOPHYSIC TRUE SECONDS
Q8018420
ケース径:39.6mm
ケース厚:11.81mm
防水性:50m
¥1,080,000(税込)
cal.770
ムーブメント厚:3.30mm
振動数:毎時28,800振動
パーツ数:275個
パワーリザーブ:40時間
石数:36石
ローター:22KPG
3本の中で一番高額です。マスターシリーズにも属さない全く別のジオフィジックというシリーズです。昨年のポラリスシリーズ発表の為か生産終了と言われています。現在国内入荷はありません。以前から本国オーダーをかけていた商品でしたがメーカーの方からは入荷の可能性はかなり低いと言われていました。
この時計ステップ運針というユニークな機能を備えています。それだけではなく、ジャイロラボと呼ばれる空気抵抗を軽減するために円形ではない特殊形状のテンプを採用した先進的なモデルでもあります。このcal.770はクロノグラフ(cal.751A/1)の部品数277Pと比べてもほとんど同じですので非常に複雑な機械と言えます。
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