地球上にある金(純金,24K)は約20mの立方体にしかならないそうです。
つまり、これまで産出された金+今後採取可能な金という事ですね。
しかもこれから採取可能な金は、全体の1/4程のようです。もちろんはっきりとは解っていませんが、貴重なものであることは間違いありません。
近年では金の価格が上昇し、ゴールド製の時計価格も高騰しています。変動はありますが、そのもの自体に価値がある金は、機械式時計に付加価値をあたえています。
機械式時計に使われる金は、ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールド、レッドゴールド等です。
近年では例外なく18Kが使われていて、75%が金、25%が他の金属です。何故純金(24K)が使われないかと言うと、柔らかすぎて実用性が無いからです。アンティークウォッチでは9K,14Kケースがありましたが現在ではありません。国によっては9K,14Kは金として認めていないらしく、現在は18Kというのがスタンダードですね。自動巻きローターに21K,22Kを使うメーカーがありますが、これは比重を重くする為のものですから例外です。
BREITLING SALES HANDBOOK 2013/2013 C.20
こちらはブライトリングの資料です。75%は金で、それ以外の25%の金属の割合がわかりやすく載っています。
銅(Cu)の割合が高いと赤みが強くなります。
気になっている方も多いかもしれませんが、18KWG(ホワイトゴールド)が他の18Kに比べ高いのは、高価なパラジウム(Pd)を含む為、また表面にロジウムメッキ処理をする事が多いからです。
確かに金にはそれ自体の価値がありますが、個人的には単純に見た目が好きです。イエローやローズ、レッドゴールドケースはストラップの色を替えるとずいぶんイメージがかわって綺麗です。
ホワイトゴールドやプラチナは見た目としてはSSとほとんど同じですが、つけた時の重みはその人にしか解りませんから贅沢ですよね。
それでは、取扱いメーカーのゴールドウォッチをご紹介したいと思います。
ブランパン 「コンプリートカレンダーハーフハンター」 Ref.6664-3642-55B 18Kレッドゴールド \2,894,400(税込)
ウルバン・ヤーゲンセン Ref.8 18Kイエローゴールド 生産終了
ポールゲルバー 「レトロツイン」 Ref.157WG 18Kホワイトゴールド \2,484,000(税込)
ジャガー・ルクルト 「マスター・ジオグラフィーク」 Ref.Q1422421 18Kピンクゴールド \2,538,000(税込)
ジラール・ペルゴ 「ジラール・ペルゴ1966アニュアルカレンダー」 18Kホワイトゴールド Ref.49538-53-133-0 \3,769,200(税込)
ゼニス 「ウルトラシン・ムーンフェイズ」 Ref.18.2310.692/95.C498 18Kローズゴールド \1,080,000(税込)
ブライトリング 「トランスオーシャン・クロノグラフ」 Ref.R015G38 18Kレッドゴールド \2,646,000(税込)
ベル&ロス 「BRS PINK GOLD」 Ref.BRS-PGS-AL 18Kピンクゴールド \1,350,000(税込)
クロノスイス 「デジター」 Ref.CH1371R-CB 18Kピンクゴールド 生産終了
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