12月DM
近々ダイレクトメールをお客様宛にお送りするのですが、その中に「ジャン・イヴ」という時計を紹介しています。
今日気付いたのですが、ここ数年唯一ブログでご紹介していない時計メーカーでした…。
Jean d'Eve(ジャン・イヴ)
1888年チャールズ・バルベザットが、BARBEZAT-BAILLOT社を立ち上げ、ル・ロックルで時計を製作したのがはじまりです。
Jean d'Eveブランドでの生産開始は1981年で、この年に初のレトログラードウォッチ「セクトラ」を発表しました。元祖レトログラードウォッチメーカーとして知られています。
120°同軸レトログラードシステムはジャン・イヴの特許です。
また、ラ・ショー・ド・フォンの時計博物館にも展示されています。
SECTORA AUTOMATIC Ref.655451BASAA \346,500-
ケース径:37mm×41mm
ケース素材:SS
防水性:30m
特徴はレトログラードとケース形状でしょう。
まず、レトログラードですが、最近では他メーカーでもそれなりに採用されています。
よく見ると、短針と長針が同軸にあります。これははじめにも書いた通り、このメーカーのみに許されたものです。分針がレトログラードで、12時位置の窓が時間(ジャンピングアワー)を表すものが一般的です。しかし、この時計の場合12時位置の窓は日付け表示になります。
続いてケース、
まったくおかしな形です。
癖だらけです。しかし、一目でこのメーカーとわかるデザインですから、流行りの時計ではないですね。
機械はETA2892A2がベースになっていますよ。もちろんしっかりとしたスイス製の時計です
こういう時計好きな方もきっといるはずです。
林時計鋪
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