ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
前回入荷予定のご案内をしましたが、本日Ref.8 18KYG 入荷致しました。
思っていたよりも時間がかかってしまい気になっていたのですが…実はグラスバックで入荷です。
スイスのアトリエに普通の裏蓋のRef.8が少し残っていたのですが、グラスバックに交換して出荷されたようです。失礼致しました。
どちらが良いも悪いも無いのですがグラスバックの方が喜ばれるのは事実ですね。
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
今回は秋っぽい姿で入荷です。
ダークブラウンアリゲーターとシルバーダイヤル18KYGケースの相性は良いに決まってますよね。
何度かご紹介してきましたRef.8ですが、もう一度簡単にご紹介したいと思います。
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
Ref.8は長らくウルバンヤーゲンセンを代表するモデルでしたが3年程前に生産終了となりました。
ケース径は実測37mmで厚みは8mmを切っています。ごく一部のハイエンドメーカーには存在するサイズですがそれ以外ではほとんど見ることが無くなりました。しかし、国内では以前からこのようなサイズ感を探される方が多いというのが現実です。特にウルバンヤーゲンセンのティアドロップ型の短いラグは全長が短くなるため手首の収まりは抜群で、平均よりも細い手首のお客様にも十分対応できると思います。全長でいうと35mm径の時計と同じくらいに感じられると思います。
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
現行品は自社製ムーブメント移行にしていますがこちらはフレデリック・ピゲ社製cal.1160を搭載しています。現行品は40mm径手巻きで+100万円くらいですね。このクラスの時計であれば自社製ムーブメントをという声も聞こえてきそうですが、十分ポテンシャルが高い機械ですので何の問題もないと思いますね。何でもかんでも自社製というのは無理がある話で、スイスの時計産業はもともと分業ですので、質が高いメーカーに任せて問題は無いわけです。
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
このメーカーの特徴は、圧倒的な外装のクオリティの高さと古典的なデザインです。
特に3針のクオリティは非常に高く、ブルースチールと金無垢のコンビ針は圧巻です。また、手動式ギョーシェも美しいですね。大量生産のメーカーには絶対に不向きな手間のかかる生産方式で、職人の技量が試されます。また、古典的なデザインだということがポイントなんですよね。近年クオリティの高い時計がハイエンドメーカーからだけでなく小規模メーカーからも発表されています。メーカー独自の機械とメーカー独自のデザインで勝負している訳でそれ自体は素晴らしいことだと思います。しかし、ハイエンドメーカー以外で古典的なデザインで勝負できるメーカーが少な過ぎますよね。以前であればそこに独立時計師なんかが入ってきていたのですが、現在では…ですよね。そういう意味でも個人的にこのメーカーが好きな訳です。
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
このデザインが廃れることはないと思っています。これまでの歴史を振り返ってです。先の事はその時にならないとわかりませんが、今市場にあふれている機械式時計の何割かは10年20年経った頃時代遅れのデザインになっていると思います。その人が気にいっていたら時代遅れも何も関係ないのですが、洋服などと同じように時計にも確実にトレンドみたいなものがあります。大切なのはメーカーの考え方なんでしょうね。それが確実にデザインに反映されますから。取り敢えず流行のデザインで…という考え方だけでは厳しいでしょうね。
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense Ref.8
難しいことは抜きにして時計で一番大切なのはどう考えてもデザインですよね。
ウルバン・ヤーゲンセン Urban Jurgense
Ref.8
ケース材:18KYG
ケース径:37mm
防水性:生活防水
¥3,132,000(税込)
林時計鋪
〒514-0028
三重県津市東丸の内19-6
TEL/059-228-3079 FAX/059-228-9948
E-mail/h-tokeiho@h-oyaji.jp