夏到来。出番です。財布とタバコをポケットにねじ込んで、サングラスを。この季節こうでなくちゃ!
林時計鋪の片隅で小ぃさく、強く主張しているこのサングラス。
その名は”ザ スペクタル”。
時は1920年から1940年。アメリカンオプティカル社・ボシュロム社・シューロン社の3大メーカーのこの時代にアメリカで造られた眼鏡フレームは世界で最も美しいと云われています。厚い金張りに繊細な彫刻、今では贅沢すぎてとても真似できない。
このヴィンテージフレーム”スペクタル”を完成させたジェイ・オーウェンズ氏はアメリカ中を6年間駆け巡って、2600種類以上のフレームをパーツごとに分類し集めました。更には、当時のシューロン社の加工機械・当時のカタログ・マニュアル・往年の技術者全てを揃えたのです。
彼のシンプルな情熱には驚かされます。
全世界で、たったの200店舗のみでの扱い。単純にモノとして美しいです。
「本格」ではなく「本物」を。