nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

ケアマネジャーに笑顔をもたらす会社です
https://nikkourei.jimdo.com

社会保障全体の議論から介護報酬を見ると

2008-03-21 11:00:33 | 経営
今回の診療報酬では介護保険の介護報酬を睨むでいるような気がする。
介護計画作成費で初回加算がある、要件は初めて介護認定をうけた高齢者にケアプランを作成する、文字通り初回もあるが、入院入所後ある一定期間経過して退所退院した場合のケアマネジメントも初回加算に該当する。
今回、診療報酬では退院時の指導を評価することになった、とくに後期高齢者では。
あきらかに医療と介護は連動せざるを得ない。
この方法は社会保障制度全般を見直す作業をしているが財源を保険で賄おうと税で行おうと趨勢は変わらない。2015年の高齢者を見ると否応でも社会保障費の膨張が起こる。
この膨張を抑える施策を講じなければ財政赤字の日本国は確実に破産の事態を迎える。
この事態を回避し健全な国にし、しかも生活に安心感をもたらすには広く国民全員が知恵を出し、解決策を探らねばならないと思う。
介護事業も同様、ただ単に介護報酬の引き上げで解決するもとは思えないのだが。
かかわりのある人すべてが知恵をだし、問題解決に取り組まないとなんら道は見えない。




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今日は春分の日、しかし毎日が勝負

2008-03-20 19:15:28 | 雑感
今日は春分の日、もう春
しかし、事業を行っているものにとっては毎日が勝負。
私が敬愛する大指導者は時として明哲の言葉を引用して指導する
ゲーテの言葉に「いつかは目的地に到達しようなどの気持ちで歩んでいては不十分です。その一歩一歩が到達地であり、その一歩としての価値があるべきだ」
いつか到達するという思いは、いつまでも到達しない。到達地を定めそこに向かって一歩一歩地歩を固めることでしか到達地に立つことはできない。
当社は全国都道府県に1つの事業所を開設することを定めている。
ゆえに会計処理も、費用決算も、その規模を想定して作っている。給与も待遇も全国レベルを基準に考える。
必ずしも事業所を構えることが目的ではない、行うことはケアマネジメントです。本当にケアマネジメントができる事業所を作りたい、そしてケアマネジメントが運営できる仕組みが完成するならば、その時には他社から参考になると思われるならばその仕組みはすべて公開したい。



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確かにケアマネの採用は難しい

2008-03-19 19:40:29 | 経営
当社はケアマネジメントに徹した会社ですから、ケアマネジメントに必要な業務はすべて行う、当然医療機関との関係も築く。その部分で看護師や保健士の助けはそれほど重要でない、むしろ若くて少しぐらい世間知らずの方がフットワークが軽くて、Dr.と関係は築きやすい。
怒られても若ければある程度は許してもられる、あらゆる経験が成長のためには一番。
今回も保健師のケアマネ60歳の方が面接に応募、内定を出したところ給与で折り合わず、断ってきた。
当社もケアマネジメントに徹して事業を行っているという自負がある、その方もケアマネだが保健師というプライドがある。
でも、当社が求めている人材はケアマネで保健師であろうと看護師であろうと介護福祉士だろうがケアマネジメントの場面では同じだと思っている。
あくまで当社での採用基準はケアマネとしてどうかであって、他の職種は考慮に入らない。給与はケアマネ業務に見合った金額です、他の職種に見合った内容は提示できないのですが、ご理解がいただけない。
まだケアマネジャーの中にはケアマネジメントだけの職種という認識ができてないのかと思う。



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障害者が無断外出で事故死、責任は。

2008-03-18 10:11:31 | 経営

知的障害者が無断外出し事故で死亡したら、施設側の責任はどうなるのか。

北海道地裁小樽支部で裁判が行われ、施設側に安全配慮義務違反があったとして賠償を認めたという。
裁判長は「事故前日、自室の窓を開け閉めするなど精神的に不安定で、無断外出の可能性を予見できたが、宿直職員は玄関の施錠を怠り、動静にも注意していなかった」と認定した。
事件の概要は施設に入所していた障害者が2003年5月2日の夜、施設から外出し3日未明施設から約4km離れた国道で乗用車にはねられ死亡。障害者の両親が施設側に施錠を怠るなど安全配慮義務違反があったとして提訴していたもの。
この事件や判決で考えなければならないこと
1、 施設の安全配慮が問われること
2、 施錠などが安全配慮の方法として争われたこと
3、 判決の影響は障害施設に限定されるとは限らないこと
4、 施設の安全配慮義務を怠った場合、裁判になる可能性を示したこと
もはやケアする側もされる側も福祉の精神、奉仕の精神という範疇ではなくなっている現実を示している。あきらかに一定の契約、ルールに基づいてケアがなされることを要求している。
われわれはこの事実を受け入れ、ケアは福祉の精神、奉仕の精神で行うというやり方から契約にもとづくサービスの提供だという姿勢をもち、そのサービス提供には決められたルールに基づき行われるということを認識していることが求められているだろう。
安全配慮の方法が施錠とされたことは議論をしなければならない。論点は障害者の人権と施錠という方法で、仮にこの判例がもとになって施設の安全配慮の1つの方法として施錠を容認することになる可能性があることに関心を向け、議論をしないといままでの虐待防止に取り組んできた施策はどう扱われるか、疑問を感じる。
この判例は障害施設での事故を扱っているが認知症ケア施設に関しても同様と扱わることは押して知るべしか、しかしながら、障害施設といえどもこれまでの利用者像とは異なる利用者が出現したことをわれわれは認識し、障害者を人格ある人といて接することが今まで以上に求められることに間違いない。
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湘南国際マラソンが行われ、気分は参加

2008-03-17 19:24:09 | 雑感
昨日は湘南国際マラソンが行われた。

多数の参加があったようで、地元fmでも取り上げられて、気分は参加したような。
この大会の参加数は1万4千人、スタートゴールが大礒プリリンスホテル、近い。スタート時間は朝の9時30分、電車と自転車で十分間に合う。湘南で国道136号を使用することから制限時間が少し厳しい。
が、来年は走るか、という気分になりつつある。
11月から先着順に申し込み受け付けが行われる。ということは11月から開催日の3月まで5か月ある、マラソンはすでに科学ですから、確実に200km月間走行することができれば42.195kmを走り切ることができる。問題はその200kmの距離を作れるか。
いまは自転車に興味が移っている、自転車を楽しむ時期を湘南国際マラソン終了後から11月までとし、自転車だと冬の期間は寒いですからその間をランニングとする。
計画上はできそう、しかし、年間スケジュールを立てないとランニングで200kmの距離は稼げない。参加料は確か8千円ですから。

問題は気持ちではなく年間スケジュールにありそうだ。
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後期高齢者医療制度を検証・診療報酬を見る

2008-03-16 10:24:06 | 経営
後期高齢者医療制度の診療報酬を検証する
「後期高齢者の継続的な管理の評価」の内容は「患者の同意を得た上で他の医療機関での診療スケジュール等を含め、定期的に診療計画を作成し、総合的な評価や検査等を通じて患者を把握し、継続的に診療を行うことを評価する後期高齢者診療科600点(月1回)の算定要件は「診療所または4km以内に診療所がない病院」が算定でき、「2、入院中の患者以外の患者」で「慢性疾患を主病とするものに対して」「患者同意を得て診療計画を定期的に作成し、計画的な医学管理の下に、栄養、運動又は日常生活その他療養上必要な指導及び診療を行った場合に算定」でき、「3、診療計画には、療養上必要な指導及び診療内容、他に保健・医療・福祉サービスとの連携等を記載すること」が要件で、糖尿病、脂質異常症、高血圧性疾患、認知症等が対象疾患である。
ここでいう栄養、運動は管理栄養指導、リハビリが想定されているのだろうが介護予防が含まれえるのか、仮に含まれるとの見解が示された場合には地域包括支援センターさん、大丈夫。
ここでも保健・医療・福祉サービスとの連携が記載されることが求められていますから、在宅で外来にかかっている高血圧の後期高齢者、糖尿病、認知症の方のケアプランを担当しているケアマネジャーさん、Dr.と同じフィールドで話し合うことになります。
介護側が対応できないからこの後期高齢者に係る診療報酬が算定できないとしたらDr.から批難を浴びる覚悟がいる。
いまからでも遅くない、準備をしましょう。



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後期高齢者医療制度を居宅介護支援事業からみる

2008-03-15 10:17:54 | 経営
後期高齢者医療制度の診療報酬を検証する。(1)
「ガイドラインに沿った終末期における十分な情報提供等の評価」
その内容は「医師が(中略)回復が難しいと判断した後期高齢者について(略)医師、看護師、その他関係職種が共同し(略)終末期における方針当について十分に話し合い、その内容を文書等にまとめた場合に評価する」という後期高齢者終末期相談支援料200点(1回に限る)の算定要件は、「2、患者に対して、現在の病状、今後予想される病状の変化等について説明し、病状に基づく介護を含めた生活支援、病状が急変した場合の延命治療等の実施の希望、急変時の搬送の希望並びに希望する際は搬送先の医療機関の連絡先等終末期における診療方針について話し合い、文書等にとりまとめ提供する」とある。
ここでいうその他関係職種とはケアマネジャーに他ならず、介護を含めた生活支援も同様に診療方針について話し合うことがこの後期高齢者終末期相談支援料算定の根拠となる。
この診療報酬を請求しようとするDr.はケアマネジャーに対して診療方針を決定する場に参加することを要求しケアマネジャーの意見を求めてくることが考えられる。
いいかえればクリティカル・パスにケアプランを連動させることを意味する。
ケアマネジャーとしては後期高齢者の終末期のケアプアンを作成しようとする際にはDr.と診療方針に関して話し合いをすることを覚悟しなくてはならないが・・・準備はいいですか。
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多くの読者に、書き込みをしていただいた方に感謝

2008-03-14 10:44:16 | 雑感
最近、多くの方にこのブログを見ていただくようになった。
コメントもいただくようになり、ありがとうという気持ちでいっぱいです。

ガチョウさん、最初のコメントを書き込み、ありがとうございます。
お互いのポジションで徐々に成果を上げていきたいと思います。ぜひお知恵を貸してください。

Barbieさん、別のSNSでお会いして、さまざまな意見を交換しました。これからも意見の交換をお願いいたします。

さんごママさん、70歳で現役ケアマネさん。当社に応募された方も60歳でした。元気ですが何と資格更新の研修の受講をしていなかったとかで、内定で正式入社は研修受講後としました。その間当社では嘱託扱いで研修への参加を促す待遇を準備したのですが、その方はどう感じていただけるか、すこし不安です。

みかんさん、いまの職場で御苦労なすったことと推察申します。介護業界はまだ未成熟な業界でしょう。優秀な人材を生かしきれないのが介護業界の現状ではないかと思います。
当社のモットーは「ともに」「あきらめない」で最後までやる、です。介護という新しい世界を完成させていくにはそれぞれの分野、立場で気がついた人がやるしかないと思います。そこで、同じ認識を持ってもらうことに「あきらめない」で取り組み「ともに」問題の解決に携わって、喜びを「ともに」味わいたいと思います。
新しい世界でのご活躍をお祈りいたしております。

それ以外の皆様、このブログを見ていただき心より感謝いたします。
これからも、さまざまなことを、毎日の更新を目指して、努力してまいります。
ご意見など気楽に書き込みしてください。


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長生きは最大のメッセージ

2008-03-13 10:13:10 | 雑感
長生きは最大のメッセージ
写真に写っているのは110歳の元軍人。チェック柄のハンチングを元外人部隊の印象を残してかぶり、頬はコケ、口は半開きまさに老人の顔貌をしているが写真に写っている姿はしっかりと歩いている様子がうかがわれる。
手にステッキと花束を持ち昨年11月のパリ近郊で行われた第1次世界大戦の休戦記念日式典に参列したときの写真だ。その姿は何とも言えない感情を呼びよこす。感動すら覚える。長生きは大文豪の小説より大思想家の哲学より感銘深いものがある。
その人生の表現として、その生きてきた歴史において。
彼ラザール・ボンティチェリ氏が死去したという。フランスのイタリア移民、16歳で外人部隊に入隊、第1次世界大戦に参戦、あとの詳しいけ歴は解らないがこの写真のメッセージがその部分を埋めてくれる。
人間のもつ底深さを感じさせる記事だった。


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医療と介護と行政のスピード感が違う、

2008-03-12 09:47:12 | 経営
昨日、後期高齢者をテーマに社内で検討会を行いました。
入院した時点でクリティカル・パスを作成し退院にむけて治療が行われることを誘導する診療報酬だとするとクリティカル・パスにケアプランの連動が求められることになるのではないか。
DR.からは退院にむけた在宅の準備が要請されることになるのではないか。
実際にスタートしDr.の考えが整理され、診療報酬の構図が理解されるようになった段階でクリティカル・パスとケアプランの連続性が議論されると思う。
そこで心配な点は医療と介護とのスピードの違い。医療では即時に対応することが可能、体制も整っている。介護では1つの事業所だけでは完結しない業務構造によって意見調整の時間がとられ対応が遅くなる。
たとえば、住改。住環境を整備することが退院の条件とDr.の意見だとすると介護保険の制度で住改を事前申請して行うことになるだろう、行政は入院中ということを理由に申請を認めないのではないだろうかと危惧される、医療も介護もスピード感をもって対応することができるが行政で判断ができないことで在宅にむけての作業が滞るということになりかねないがいかがだろう。


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