nikkurei社長のひとこと**ケアマネは希望の星だ**

ケアマネジャーに笑顔をもたらす会社です
https://nikkourei.jimdo.com

ケアマネジャー採用困難な事態とその対処法

2007-11-21 11:19:11 | 経営
当社では引き続きケアマネジャーの募集を行っていて、昨日、人材募集会社の営業マンと話す機会があった。
この会社とは当初、新聞折り込みの募集でお世話になった、ある大手の会社。
こちらの意見としては紙を使った募集、しかも無料で入手する情報でケアマネジャーは転職を決めるだろうか、という疑問を持っており、紙媒体よりネット媒体のほうが有効な手段ではないかという思いがある。
その彼との話では紙媒体もその特性を生かし、ネットでは行えないこと、たとえば情報を取りに行くのではなくことらから提供するスタイルであること、Qマークを印刷することで携帯から応募ができるようにする、紙の特性をいかした特定の募集内容にすることでまだまだ紙媒体の活用はあるという結論に達した。
しかし、ケアマネジャーの募集には不向きだと個人的には思う。

いま、ケアマネジャーの募集記事は激減している。継続的に折込やネットの募集記事の動向を見ているが、当社が募集を開始した4月時点では5、6件は掲載があった。最近では1、2件時にはなしということもある。
法人としてはケアマネジャーの採用を行いたいのであろうが、募集がない現状では募集記事掲載をやめることになっているのだろう。
一方、ケアマネジャーにしてもその業務内容はどこで勤務してもそれほどの違いがなく、待遇にも差がないのであれば、転職動機は希薄になる。ケアマネジャーの転職がすくなくなれば募集記事がなくなり、さらにケアマネジャーは移動しない、という循環に陥っているのが現状ではないか。

ケアマネジメントの確実な実行を考えたとき、困難事例に対処する体制、相談体制の整備不可欠で、事業所にいるケアマネジャーは複数、だいたい4,5名が望ましい。さらには事例の蓄積ができる、人員配置や交流をはかりレベルアップがはかれるので1つの事業所ではなく複数の事業所を運営していたほうが確実にケアマネジメントの実行ができると考える。
そうするとケアマネジャーはどの事業所でも継続的に採用していくのだろうが、なかなか集まらない現状に有効な手段が打てない。

当社ではまさに採用が困難な事態を経験した。そのまま採用ができないでは事業が行えないので必然的にその経験から対処方法を編み出さなければならなかった。

その結果を成果としてまとめ近々発表する。その場は神奈川県介護支援専門員研究大会の席上、期待をしていただきたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の美術館名品展