吉祥寺にちょっと用事があり、自転車で出かけました。
一時間ほど間があったので、途中の井の頭公園に寄ってみました。
何十年ぶりかで入園しました。いつでも入れると思うと、中々行けないものですね。
園内の動物園方向は親子連れが多く、大賑わいです。
私は前から行きたかった左奥の北村西望さんのアトリエに向かいましが、すれ違う人も少なく、違った世界に入り込んだようです。
突然・・・。
ど迫力です「怪傑日蓮像」
北村西望は、1884年12月16日、旧名家であった北村家の四男として長崎県に生まれ、子どもの頃から図工が好きで、個性的で大胆な作品を作り、常に周囲を驚かしていたとのことです。
京都市立美術学校、東京美術学校を主席で卒業後、彫刻家への道に進み、日本を代表する美術家の1人であり、特に代表作である大作「長崎平和祈念像」は有名方です。
そんな北村 西望さんのアトリエ&彫刻館が、井の頭自然文化園・本園入口から左奥にありました。
各作品の力強さに感動します。
没年1987年(満104歳) で、まさに生涯現役で活躍されたとのことです。
喧騒な都会の隅に、こんなもの静かな場所があるなんて・・・。です。
「静座ー巨人」
実に穏やかなお顔です。
思うと、ずいぶん損得を考えた生活をして来たなと自己反省します。
この若さでこの姿には心打たれます。
「長崎の平和祈念像の原型」
私の世代だと、何故か力道山を思い出してしまいました。
よく似ていますよ。
子どもの頃のヒーローでしたからね。
*大変な作品に対して、失礼なコメントでした。(スミマセン)
長崎の平和の像はご存知のとおり、神の愛と仏の慈悲を象徴しており、垂直に高く揚げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を、横にした足は原爆投下直後の長崎の静けさ、立てた足は原爆の恐怖を表したと紹介されていました。
「アトリエ館内部」
室内が撮影禁止ですので、窓越しから撮らさせていただきました。
何の縁で井の頭公園内にアトリエが出来たかは知りませんが、自転車でふらりと行けるところで、感動的な作品に出会えるのは贅沢かも知れませんね。
しかし、平和の像は力道山に似ていますよ。
yuki-G
芸術的な物が有るのですね
ますね。高円寺のねじめ正一も力道山を見るのに
食道でサイダー1本で粘ったと書いてましたが。
彫刻はとっても難しい芸術ですよね
緑の木々の中で
静かに座っている姿は
心が落ち着きますね
もっとも、力道山は、けっこう
小柄でしたね。そんなことも
親近感を与える効果の1つだった
のでしょうか。少なくともアメ
リカのレスラーと比べれば、小柄
に見えました。
動物園は小さな子供たちを連れて
いくのに格好の小ささでしたね。
小さな観覧車なんかも安かったし。これ、結構若いおとうさんには助かることなんです。