『テンペスト (1)』
ある日、ナオが 「あ~あ、読む本、なくなっちゃった~。あ、そうだ!この間、Jちゃんが送ってくれたのがあった!! でも…この作者知らないな~」
って言いながら読み始めたのがこの本。
そして、2,3日後
「なんかさ~、いろんな人がいっぱい出てきて、複雑で…なかなか進まないの
」
そしてまた2,3日後
「ママ、2巻に入ったら面白くなってきたよ!」
そして
「ママ、この本、良いよ~!1巻は難しくて、あんまり面白くないけど、それを乗り越えると、すっごくいいから読んでみたら?」
って言われて、今度は私が読み始めた。
そして、やっと昨日、1巻が終わった!!!
初めは本当に大変だったけど…
だんだん面白くなってきた!
『これが女というものかと、改めて驚く。
自分も女だが、その要素が微塵もないことを痛感させられる。
彼女たちのふわふわした雰囲気、主題のないぐにゃぐにゃした会話、
同じ話題を無限に繰り返す収束点のないお喋り、
彼女たちの全てが柔らかいものでできているように思える。』
『どうやら私は、旅の途中で大切なものを落としてきたようだ。
この国に漂着したのは神の思し召しだ。人として大切なものを取り戻して変えれるのだから。』
最初の『女というもの…』
これは、私にも良く分かる。
私がまだ若く、子育て真っ最中の頃、私は“井戸端会議”なるものが本当に嫌いだった。
PTAの役員会でも、女の人の発言には悩まされた。
とにかく同じ話題を言い方を変えて繰り返し、主題も結論も無い。
「あの…今、皆さんがやりくりして作ったこの時間に、そういうお話は時間の無駄だと思います。」って発言をして…
女性役員のほとんどを敵に回してしまった事があった (笑)
でも、その分、男性役員には味方が増えた!
そしてその分、もっと敵が増えた
なんて、懐かしい話。
話が逸れた。
で、昨日、1巻を読み終わったときに
(2巻からが楽しみ~!! で、この人って、他にどんな本書いてるのかな~?)って本の裏表紙を見ると…
何冊もの本の題名が書いてあって、その中に “夏化粧”って言うのがあった。
(…あれ?…私この題名知ってる… …そうだ!! にむ氏のブログで紹介されてた
)
で、すぐに彼のブログを開いてチェックしたら、
夏化粧の作者の紹介の所に 「テンペストを書いた人」って書いてあった。
(テンペストを書いた人。って説明してあるってことは…?)って思って、にむ氏にメールした。
「もしかして…テンペストって…日本で流行ってるの?」
「うん、流行ってた。TVでやってた。」
…う~ん、TVか~
せっかくすっごい本に当たった~~!! って思ったのに…
ちょっと…
でも、2巻が 楽しみ