永 六輔

「おじいさんは、年の取り方をおばあさんに見習おう。
なぜなら、おばあさんのほうが断然、丈夫で長生きだから」
とはじまる面白い本です。
ラジオでの永さんの声が聞こえてくるみたいです！

『どんなものでも見なさい。見たことのない物は、世の中にあっちゃいけない。
何でも見なさい』

『「人は、人に出会って人になる」 って言葉があるんですね。
出会わなくても人は人なんだけれども、
たくさんの人と触れ合って、そのいいところを取り、悪いところを捨て、あるいは両方を上手に使い分けたりしながら、
その人が出来上がる 人格が出来上がる』

『骨休め、骨休めと、骨ばかりを休めていると、肉が離れていきます。
骨を休めたおかげの肉離れ、肉に皮までが味方したら、何たる嫌味。
全身くまなく、おいたわりくださいませ』

と、こんな具合にどこをよんでも面白い！
面白いけど、人の道、生き方、、、いっぱいいっぱい教えてくれる！