ちょっと…言ってみただけなのに…

この歳になっても、本当に遠慮を知らないというか、ずうずうしいというか、
自己中というか…

私がつぶやいた一言が…
凄い事になってしまいました。

今月の初めにね、グラハムが、
「お誕生日に何が欲しい？」
「なんにもいらない。」
「でも、なにかあるだろ？」
「う～ん、考えとく…」

で、あまり考えもせず、考えた。
（もし、何も言わないと、目が見えなくて、私のサイズも、スタイルも、お洋服も、アクセサリーも見たことのない人がプレゼントを選ぶのって…
めっちゃくちゃ難しいんだろうな～？）って思ったの。

（それに私って我侭だから…
あんまり好きじゃないものをもらっても…
好きなものだったら百均でも嬉しいんだけど…
好きじゃないものだったら、ティファニーでも、身に付けないだろうな～？
だから、プレゼントをあげようと思っていてくれるのなら、欲しいものを伝えるほうが親切なのでは？）

って思った。
そうしたら、ふと思いついて…“ティファニーのオープンハートのネックレス”って言っちゃったの。
で、そのことは忘れてた　

それから１０日ほどたった、２週間前の金曜日の仕事帰り、携帯に
「今日は、６時までクィーンストリートモールにいるから、帰りによって欲しい。」と、メッセージが入ってた。

その場所に行くと、彼はすぐに片付け始めて…
「さあ、行こう！」
「家に帰る？一緒のバスで？」
「買い物だよ！」
「？」
「ＹＡＳＵＫＯのバースデープレゼント！　ＹＡＳＵＫＯが見ないと、僕には分からないよ。」

先ずは、グラハムの知り合いのお店に行って…
「ここに気に入るものがあるかどうか、みせてもらってごらん。無理しなくていい。」

お店の人が色々見せてくれたけど…
「ごめんね、グラハム、私、あんまり好きじゃないものを買って貰うなら、何も買ってもらわないほうが、気持ちが良い。」

「じゃあ、ティファニーに行こう！」
「えっ？」
「デイビットジョーンズの所にあるんだろ？ＹＡＳＵＫＯのお誕生日なんだから、それも一年に一度しかないんだから、好きなものを選べば良い！」

と、
ティファニーに連れて行って貰いました。
グラハムがお店の人に、
「彼女の誕生日は１１日先だから、ほどけないようにしっかりとリボンを掛けておいて下さい。」っって言って…（笑）


この箱と一緒に帰ってきました。


１１日待って、
昨日の朝、箱を開けて…

信じられないけど…
今、私の首に！

グラハム、
そんなつもりじゃなかったんだけど…馬鹿なこと言って…ごめんね。

でも、本当に嬉しい！

　ありがとう　



そして、私がこの箱を開けるのを、ず～っと見てたキラが、
「綺麗な箱と、リボンだね！　でも…難しいなあ～！」って言いながら…
頑張って、がんばって、前と同じようにリボンを掛けてくれました