YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

高野 和明

2016-03-06 11:28:31 | Weblog
これも、ナオのお勧め

いきなり奇想天外なストーリーで、ちょっとびっくりしたけど、とてもテンポよく、
優しく、人間っぽくって素敵だった。

『人間ってのはな、自分の金太郎飴なんだ。どこを切っても自分よ。
それ以外に何がある』

『一方で、癌という病名が必ずしも死に直結していないことを裕一は学んだ。
進歩しているのだ。通院しながら普通の日常生活を送っている人々がたくさんいるのを知って、
裕一は救われる思いだった』

『不公平だと裕一は思った。この世は、無責任な人ほど楽に生きられる。』

『30を越えてから時の流れに勢いがつき、40を過ぎるとオリンピックが毎年開かれているような錯覚を覚え、
子供たちはみるみる大きくなって孫が生まれた』

『未来が定まっていない以上、すべての絶望は勘違いである』

ってね。
絶望だって、見方を変えれば希望に変えられる!!

ダメな時に無理して足掻いても頑張っても駄目なものはダメなのよね~。
『災難に逢う時には災難に逢うがよく候。
死ぬ時節には、死ぬがよく候。 是は災難をのがるる妙法にて候』
って、言葉が浮かんできた。
確か、、、良寛、、、?