日本では冬鳥に分類されるジョウビタキ、この地域では渡りをせずに夏を過ごすジョウビタキが多く見られます。そして、シーズンでもあり雛の姿も見られるのは楽しいです。特に暑くなると頻繁に水浴びに来るため、緑の陰にかくれてしまう他の鳥たちよりもジョウビタキを見る機会が多くなります。子供たちも、上半身は雛の毛が残ってるけど、下半身はだんだん成鳥仕様になりしっぽも長くなってきました。
もうすぐ成鳥と同じ色になるなあ、と思っていたら、見かけない丸っこい鳥がやってきました。
ホント、まんまるです。よく見ると、翼に白い模様が・・・ジョウビタキです。しかし、既に雛たちは成長してきてたはずなのに・・・きっと次の雛たちが巣立ったんですね。正に巣立ちたて、という感じで、嘴は小さいし、羽もシッポも短いけど、ちゃんと飛べます。鳥ってすごい☺そして、いつもお父さんが水浴びをしている水場のそばをうろうろしています。観察していたら、スカートをひらひらさせるみたいに、羽をばたばたし始めました。まあ、そのしぐさが可愛いのなんのって(写真は切れていますが、同じ大きさの雛がもう一羽います)
と思ったら、お父さんがやってきて餌を与えました!
実は、お父さんが働いているところを初めてみました。いつもクールな感じで子供たちがいても我関せずのパパジョウビタキ。お風呂に入って、高いところで啼いているだけではないのですね。この雛たちの登場により、この夏の楽しみが一つ増えました。