2023/4/7の早朝、有馬温泉と宝塚市方面を結ぶ県道51号宝塚唐櫃線の西宮市西端付近で土砂崩れが発生し、現地付近が全面通行止めになっています。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202304/0016220912.shtml
https://www.city.kobe.lg.jp/z/kensetsukyoku/tsukodome.html
神戸新聞の記事の写真によれば道路上に巨石がずれ落ちてきており、通行再開までは相当の時間がかかる(巨石や土砂の撤去後、さらに再発防止措置も必要)と思われます。
これに伴う通行止め区間と迂回ルートは以下の通りです。ただ、対象区間の沿線にある施設(土砂崩れ地点の西側にある西宮市立白水峡公園墓地、東側にあるJIB船坂アトリエと直営店など)に向かう場合は、事情を話せば通してもらえます。
この区間には路線バスも運行されており(有馬温泉~蓬莱峡~宝塚線、「さくらやまなみバス」の有馬温泉経由便)、迂回運行と迂回区間のバス停休止を強いられています。迂回ルートは上記の図と同じで、普段は一般路線バスが回送でしか運行されない県道有馬山口線バイパスを経由します。
2023/4/9に乗車しましたが、これに伴う迂回区間(舟坂橋~有馬温泉間)の所要時間の増は数分程度でした。
通行止め区間の東側の様子。
迂回区間の一部(県道大沢西宮線の金仙寺湖付近)は渋滞気味でした。「さくらやまなみバス」の金仙寺系統はもともとこちらを経由するのでバス停が2か所(田尻橋と金仙寺)ありますが、迂回便は停車せず、その関係で行先表示を「阪急バス」に切り替えていたようです。
県道有馬山口線バイパスから見た有馬温泉街。
<4/18追記>
4月18日に兵庫県道路総合管理システムにアクセスしたところ、県道宝塚唐櫃線の被災区間は2023/4/17 16:33に通行止めが解除され片側交互通行に切り替わったとのこと。ただ、路線バスの迂回運行は4月18日時点でも継続中です(阪急バス公式サイトの情報による)。