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神戸港の連節バス、運行開始1か月で運休→今後どうなる?

神戸市は、神戸港のうち市街地中心部に近いウォーターフロントエリア(メリケンパーク、ポートタワー、ハーバーランドなど)の利便性向上と一層の活性化を図るため、都心部とこれら地域を結ぶ全長18mの連節バスをこの4月から本格運行しています。実際の運行は、神戸市交通局ではなく姫路市に本社をおく神姫バスです。

2017年度~2019年度には、神姫バスが三田市で運行中の連節バスを借りてきて社会実験を行いました。

https://www.city.kobe.lg.jp/a80014/shise/kekaku/jutakutoshikyoku/sogokotsu/rensetsupast.html

そして2019年夏から5回にわたり「都心~ウォーターフロント間における連節バス等運行に関する協議会」を開催し、

https://www.city.kobe.lg.jp/a80014/shise/kekaku/jutakutoshikyoku/sogokotsu/rensetsukyogikai.html

愛称は「ポートループ」に決まり、満を持して新車4台(うち2台は6月までに納車)を購入し、4月1日から運行を開始しました。

 

ただ、昨今の情勢に出鼻をくじかれた形で、本来は1~2月にプレ運行を行うところ延期を余儀なくされ(3/20と21に実施)、さらに5月1日からは全面運休となっています。

https://www.city.kobe.lg.jp/a80014/shise/kekaku/jutakutoshikyoku/sogokotsu/lrtbrt.html

http://www.shinkibus.co.jp/rensetsu/index.html

週末の人の流動を抑えることが急務なだけに、兵庫県に緊急事態宣言が発出されている間は再開は無理かも。

ちなみに、古くから運行されている神戸市中心部の観光循環バス「シティーループ」も、4月29日以降平日のみ運行となっています。こちらは昨年7月に運行再開したものの、本来の3分の2の便数に減便の上ガイドさんの乗務を取りやめています。

写真は、4月10日に「ポートループ」に乗車した際に撮影したものです。バス停がインテリジェント化されていることがわかりますが、好天の週末にもかかわらず乗車率は低調でした。

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