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大阪湾岸道路西伸部の進捗(ポートアイランド内)2022/1/30・その2

その1から続く)

ポートライナーから西側、南西端の架橋へのアプローチまでの区間については、現地では何も工事は行われていないようです。アプローチ直近の部分はコンテナ扱いなど港湾施設のため立入禁止(ストリートビューが存在しないのもそのため)です。

唯一、日本気象協会に委託して行われている架橋部分の風況特性検討用のデータを収集する機器が設置されているくらいでしょうか。

その手前の西側臨港道路は片側4車線+広い中央分離帯が整備されており、北側臨港道路同様に中央分離帯に高速道路の橋脚を設置するように思えますが、

実はそうではありません・・・

近畿地方整備局浪速国道事務所のサイトに、大阪湾岸道路西伸部の完成予想計画の模型の動画が掲載されていますが、

https://stream.kkr.mlit.go.jp/naniwa/wangan_20210324_1.mp4

高速道路は、その西側の空き地(最近まで輸出用中古車が大量に置かれていました)を挟み、さらに向こう側の神戸学院大学・兵庫医科大学(3月まで兵庫医療大学)のキャンパス沿いの4車線道路の側に建設される予定であることがわかります・・・3分05秒あたりに登場

おそらく、臨港道路の東側に住宅や学校(神戸女子短期大学や神戸学院大学付属中高)があり、こちらに配慮して西寄りにずらしたものと思われますが、2大学にとっては「校舎の真横を高速が走る」ことになり、1年半前の神戸新聞の記事では困惑の声を上げていたようです。

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202007/0013477763.shtml

記事によれば、同時に西側臨港道路を大学側に付け替える計画もあるとのこと。

その後どのように話が進展しているかは不明ですが、大半が空き地になっている真ん中を取って・・・というのも一案かも。

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