京都バスは2024/3/12付で近畿運輸局に「京都市北部地域で適用している対キロ区間制の運賃に関して」運賃の値上げ申請を行いました。「認可が得られた後、準備期間を経て」実施予定とのことで、このブログ記事を書いている時点では実施時期は未定です。
https://www.kyotobus.jp/news/2024/03/2024-unchinshinsei.html
https://www.kyotobus.jp/rosen/~pdf/20240312_unchinkaitei.pdf
京都バスの路線エリアは京都市北西部（嵯峨野・嵐山地域）と北部（岩倉・大原・貴船・鞍馬・花脊地域）に大きく分かれますが、前者および後者の市街地区間は現在230円均一となっており、
https://www.kyotobus.jp/common/pdf/fare.pdf
対キロ区間制運賃を採用しているのは北部山間部のみとなっています。現行の基準賃率は30円38銭と、全国的にみるとかなり安いレベルです。
今回の値上げ率は上限運賃ベースで16.35％ですが、実施運賃ベースではもっと低く抑えられます（基準賃率は約12%アップの34円00銭）。初乗り運賃は170円から200円となります。
観光地関係の値上げ状況は以下の予定となっています。
京都駅前～大原＝560円→630円
国際会館駅前～大原＝360円→400円
国際会館駅前～貴船口＝280円→310円
叡電貴船口駅前～貴船＝170円→200円
また、出町柳から京都市域の北端近くの広河原までの運賃は、1100円から1250円にアップします。
