全国交通ニュースブログ

僅か5年で引退した九州のユニークなデザインの大型電気バス

最近は全国各地で電気バスが運行されるようになりました。2021年末には京都駅の近辺で(国産に比べて格安の)中国製の電気バスが大々的に運行を開始し、結構な話題になりました。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2112/23/news049.html

https://www.keihan.co.jp/traffic/specialtrain-goods/stationloopbus/

(もっとも、実際には2015年2月から京都駅八条口と京都女子大学を結ぶ路線で数台が運行されていますが)

これで思い出したのが、2014年の春から九州の南北(鹿児島県薩摩川内市と福岡県北九州市)で路線バスとして運行を開始した「ユニークなデザインの三菱重工のリチウムイオン電池を搭載した韓国製の大型電気バス」が今どうなっているかです。

https://www.mhi.com/jp/news/1402265499.html

https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000167307.pdf

当時は各種メディアで大々的に報じられ、

https://www.nikkei.com/article/DGXNASJC2501K_V20C14A3ACY000/

https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1402/13/news041.html

https://news.mynavi.jp/article/20140228-a026/

バスの業界誌で「最も注目すべきバスサービス」として表彰されたほどですが・・・

http://www.portepub.co.jp/busrama_award.html

 

実は、いずれも僅か5年で営業運行を終了し、現在は引退しています。

鹿児島の地元紙のサイトの「種子島の予約制乗り合いタクシーに電気自動車を導入する」という記事の最後に、

https://373news.com/_text/pickup.php?storyid=149324

「県内では、薩摩川内市が大型電気バスを一部路線で走らせていたが、故障による運休が多いことなどから18年度末で運行をやめている。」と書かれています。

北九州市のほうも、(おそらく同様の理由で)同時期に運行終了となりましたが、当時市としてその旨を告知はしなかったようですね。地元紙での報道も、少なくとも電子版レベルではありませんでした。

https://www.facebook.com/citykitakyushubus/photos/a.1214791855277978/2155160294574458/?type=3 (北九州市営バスのフェイスブックページ)

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