12月20日から、「東京駅～国際展示場駅～東京ビッグサイト～東京港フェリーターミナル線」の路線バスが運行を開始します。
http://www.jrbuskanto.co.jp/topics/post_753.html
1日13往復で、運行会社は東京と各地を結ぶ高速バスを主に運行する「ジェイアールバス関東」です。車両も、昼間の高速バスでは一般的な仕様（4列リクライニングシート・トイレ付のハイデッカー車）です。
東京駅～東京港フェリーターミナル間の所要時間は約35分、運賃は現金400円/ICカード350円です。
ただ、謎なのは（国際展示場とか東京ビッグサイトはわかるとして）なぜ東京港フェリーターミナルまで運行するかですね・・・
確かに東京港フェリーターミナルは首都の一大フェリーターミナルを目指して建設されましたが、現在発着する旅客フェリーは、オーシャン東九フェリー（オーシャントランス）の東京～徳島～新門司航路のみで、1日1往復です。
https://www.tptc.co.jp/terminal/guide/ferry
所要時間が長いこともあり（東京～徳島で18時間、東京～新門司で35時間）、貨物輸送がメインで旅客はオマケ的な位置づけです。
そのため、オーシャン東九フェリーとしての東京港フェリーターミナルへのアクセス手段は、国際展示場駅からの無料送迎車（定員9名）のみです。他に路線バスは走っていません。
https://www.otf.jp/terminal/tokyo.html
ジェイアールバス関東の車庫があるのかとも思いましたが、同じ江東区ではありますが大きく離れた東京メトロ東西線東陽町駅の南方です。
http://www.jrbuskanto.co.jp/company/office.html
フェリーターミナル周辺エリアの通勤客輸送目当てであれば朝夕だけで問題ないはずで、敢えて全便を東京ビッグサイトまでではなく東京港フェリーターミナルまで運行するのかが謎です・・・
