全国交通ニュースブログ

幻の阪神高速泉北線→天王寺大和川線の状況(その2)

その1の続きです。

2.近鉄南大阪線との交差部から美章園駅まで

現地付近の地図   基本計画検討案(絵に描いた餅)

このあたりが一面の空き地になっているのは阪和線を走る列車の中から一目瞭然ですが、その列車の走る高架線(1929年に前身の阪和電鉄が開業して以来のものです)の下には美章園駅部分も含め住居や店舗などがびっしりと入居しています。高架線の構造物や定期的なメンテナンスやリニューアルで100年以上余裕で持ちますが・・・1914年に開業した東京駅の前後の高架線がそうですね・・・これでは耐震補強はできません。

この区間では、現在封鎖されている部分は基本的に緑地帯などになり、車道は細い一方通行のままです。基本計画検討案にある「多目的広場」「駐輪場」は、現在も同じ用途で暫定利用中です。

美章園駅の南西側には、立ち退きに応じなかった美容院が現在も営業中です。基本計画検討案にはその姿はなく駅前広場的に整備されることになっていますが・・・

現在の美章園駅には、駅前広場はありません。西側に駅前広場が整備されれば自動車でのアクセス性が向上しますが、先行整備の様子はありません。

(つづく)

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