関連ブログ記事・・・2024/10/1付「2024/9/末時点で全国相互利用対象交通系ICカードが利用できたバス事業者一覧」
上記ブログ記事のリストによれば、神奈川中央交通グループで以下の5社が「Suicaなどの交通系ICカードが利用できる事業者」として掲載されています。
神奈川中央交通株式会社
神奈川中央交通東株式会社
神奈川中央交通西株式会社
神奈中観光株式会社
神奈中タクシー株式会社
このうち神奈中観光・神奈中タクシーはそれぞれの公式サイトを見る限り「貸切バスの会社」「タクシーの会社」にしか見えず（神奈中タクシーは特定旅客自動車運送事業＜企業の送迎バスなど＞も手掛けていますが）、路線バスに関するコンテンツは見当たりません。
ということでWikipediaを見ると、神奈中観光は過去に路線バス事業を行った実績があり、神奈中タクシーは神奈川県内の複数の自治体および町田市からコミュニティバスを受託している（年々増えている）ように記載されています。
＜神奈中観光＞
Wikipediaの「神奈中観光」の項目から、同社公式サイト内の「南町田グランベリーパーク駅～【直行】～相模大野駅北口線の2020/10/31限り運行取り止め告知」へのリンクが貼られています。
https://www.kanachu-kanko.co.jp/common/pdf/suspension2.pdf
南町田グランベリーパークが開業した2019/11/13から有料シャトルバスを運行していたものの、時節柄利用が低迷して1年持たずに取り止めています。Wikipediaには「自社の観光バス車両を使用し、車内に運賃箱がないので相模大野駅の乗降場所に移動式臨時運賃箱を設置し運賃を徴収していた＜交通系ICカードにも対応＞のような意味合いの記載があります。ＪＲ東日本としては、これを「神奈中観光がSuicaで乗車できるバス事業者になった」と解釈して別表に掲載したものと思われますが、運行取り止めから3年以上経過しても削除はついになされませんでした。最近は、最繁忙期限定で神奈中観光が無料シャトルバスを運行しています。
2023年ＧＷ・・・https://gbp.minamimachida-grandberrypark.com/uploads/pdfs/grandberrypark/000002/000002/6ec2ffcb.pdf
2024年ＧＷ・・・https://gbp.minamimachida-grandberrypark.com/uploads/pdfs/grandberrypark/000002/000002/0819976b.pdf
＜神奈中タクシー＞
神奈中公式サイト内の「お知らせ」で、コミュニティバスの運行事業者が神奈川中央交通東から神奈中タクシーに変わった旨の記事がありました。
１．大和市コミュニティバス「のろっと」＝2023/10/1から変更
https://www.kanachu.co.jp/dia/news/detail?tbl=2&tid=3745
２．相模原市コミュニティバス「せせらぎ号」・「ピンくる号」＝2024/10/1から変更
https://www.kanachu.co.jp/dia/news/detail?tbl=2&tid=4202
３．愛川町町内循環バス＝2024/10/1から変更
https://www.kanachu.co.jp/dia/news/detail?tbl=2&tid=4201
大和市の場合、コミュニティバスは小型バス使用の「のろっと」とワゴン車使用の「やまとんGO」の2種類あります。
https://www.city.yamato.lg.jp/gyosei/soshik/22/communitybasu/4785.html
「やまとんGO」は当初から神奈中タクシーが運行しており、SuicaやPASMOなどは使えません。
https://www.city.yamato.lg.jp/material/files/group/51/churin_0510.pdf
一方、「のろっと」はもともと神奈川中央交通or地域子会社の運行であり、SuicaやPASMOなどでも乗車可能＜車内でのチャージも可＞で、神奈中タクシーへの移管後もそのままの扱いになっています。
https://www.city.yamato.lg.jp/material/files/group/51/hokubu.pdf
