春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

HP:yokokoga.com

夏本番!

2023年08月01日 | 手仕事


遅い梅雨明けから一週間。
夏も本番、8月です。

花の少ない夏の庭。
咲いているのは、姫向日葵(ヒメヒマワリ)

何てことない花だけど
切り花にはピッタリ。

玄関や仏間
お盆のお花に重宝します。





さて私。
調子は・・・というと

指のケガが治り始めたと思ったら
数日前から体調不要で、とうとうダウン。

まいったな。
作業の遅れをどこで取り戻そう・・・。

悩んでも焦ってもしかたがないので
何とかなる、大丈夫・・・・と
自分に言い聞かせて励むしかなさそう。

うまくいきますように。

経継ぎ作業2

2023年07月30日 | 手仕事


浮糸の後は、地糸の経継ぎ。

織り終わった帯の糸と
新しい帯の糸とを結ぶ作業。

8月から織り始める帯の色は白。

汚れに気を付けながら
一本一本、結んでいきます。




結んで、結んで・・・
2,504本。





ただただ結ぶ、結びの作業。




結ぶ相手の糸を間違えないよう気を付けながら
一日がかりで結んでいきます。





地糸を結び終えたのは、夜の9時。
終わった♬

糸を引き入れたら、明日は試し織りです。



経継ぎ開始(白い帯)

2023年07月28日 | 手仕事


新しい帯の経継ぎ作業に入りました。

次に織る帯は、ほとんど白という帯で
地糸も浮糸も、織るのが怖くなるような白い糸。




「白」かぁ・・・・

目に見えない埃でも
織り込めばキズになるほど
白い糸だと目立ちます。

埃や汚れだけではなく
打ち込みの力加減による織り段など
これからの作業を考えると
白は不安、かなり不安。

すでに糸についた汚れや黄ばみを見つけたし・・・




まぁ、でもここまできたんだから
頑張りましょう。

結んで結んで、ひたすら結ぶ、経継ぎ作業。
まずは浮糸(柄の糸)から。




7月のミョウガ

2023年07月17日 | 工房の庭


そろそろかなぁ・・・と
わさわさと茂った葉をかき分けて覗くと
花の咲いた茗荷が、あっちにも、そっちにも。





ほったらかしで育った
ほぼ野生の庭のミョウガ。

お店に並ぶ茗荷ほど美しくはないけれど
ミョウガはミョウガ。
今年の初物♬




嬉しいな。

薬味、和え物、サラダはもちろん
汁物、漬物、煮びたし、天ぷら。
ご飯にたっぷりかけても美味しい茗荷。

ポテトサラダにも刻んでたっぷり。

たまらない♬



指をスライス

2023年07月15日 | 手仕事


手、切った!
手、切った!
手、切った!

というか、人差し指のお肉を
そぎ落としてしまいました。

それもハサミで。

ん?違うな。
正確には、お肉を挟んで
ハサミで切ったという感じで
傷は、スプーンですくったような状態。

びっくりしました自分でも。
ハサミについたお肉を見て「ひ~‼」
言葉にならず。

少々のことは何とかできる方だと思っていたんですけど
お肉だ!と思うと、かなりショックで・・・。

まぁ、でも
痛みがほとんどなく
(ハサミの切れ味がよかったのかな)
血もほとんど出なかったのは
(それも怖かったんですけど)
良かったです。

ただ・・・・
スライスされた指の
削いだお肉がハサミに残っていたこと
皮膚の下の傷口がきれいに見えていたこと
そして今日が土曜日で
明日は日曜、月曜日は祝日・・・・

等々、色々考えると少々不安になり
外科を探して病院へ。


初めて行く病院は
昔の診療所のようで懐かしい感じ。
お医者様も優しそう。

傷口から見える血管を見て
「血管を上手くよけてきれいに切りましたね」
「皮膚がないから、二週間以上かかるかな。」

「あっ、お肉残ってますよ」
と、ハサミで切り落とした皮膚を思い出して思わず言うと

「つながってればね・・・・」と、お医者様。

お薬をもらって、後は二日おきの通い。
まっ、でもこれくらいで良かったです。
ゾッとしたけれど。

家に戻ると、さすがに残っていた皮膚は干からびていました。

二種類の帯、そしてその続きは、また来年

2023年07月13日 | 手仕事


今年の新作が織り終わりました。

今回できあがったのは、帯が4本と
小物用の帯地が8尺ほど。
(3mくらい織れたかな)

織り上げた帯は、二種類。
同じ糸を使って、雰囲気の違う帯を
それぞれ2本ずつ。




最初から二種類の帯を作ろうと思っていたわけではなく
何度もやり直した結果、そうなってしまったという帯。

思う帯には程遠く、まだまだ手直しが必要です。

今回はここまでだったけれど
来年もう一度・・・
図案から作り直してみようかと思っています。

最後の帯

2023年07月01日 | 手仕事


残る糸もあと少し。
明日には最後の帯が織り上がります。

ずいぶんと時間をかけてしまいました・・・。




帯が終わったら
小物に使う帯地を3尺ほど織って
経糸がなくなったら終了です。

7月は、自分の帯ではないけれど
新しい帯に入ります♪



南天の白い花

2023年06月29日 | 工房の庭

風が吹く度に
パラパラと散るのは南天の花。

地面を見ると
もみ殻のような花びらがいっぱいです。




米粒くらいの小さな蕾に小さな花。
冬の赤い実と違って、花は目立たず控えめです。




難を転ずると言われる縁起の良い南天。
冬の赤い実が楽しみです♪




大人のペンケース

2023年06月24日 | 手織りの小物


必要なペンが2~3本入るくらいの
がま口型ペンケース。

使っている帯地は
野の花の咲く小道をイメージした
「小径Ⅲ」という帯です。





帯地:絹100%

強くしっかりと織り上げた手織りの帯は
絹糸がギュッと詰まっていて丈夫です。





ペンケースまでは必要ないんだけど
カバンにボールペンは入れておきたい・・・と
そのままボールペンを入れているような方には
丁度良いサイズです。


何てことないボールペンでも
ペンケースから取り出す方がちょっと素敵。

使っていて楽しくなるので好きなんです。

※手織りの帯地で作る「大人のペンケース」



最後の一本

2023年06月19日 | 手仕事


帯の4本目に入りました。
今織っている帯の最後の一本です。

ドン、ドンドンドンッ!

織り始めたのは昨日から。
強い力で、しっかり、きっちり、丁寧に。

最後の一本、頑張ろう♪



赤い果実

2023年06月16日 | 工房の庭


我が家では観賞用の庭梅の実。

パチンコ玉くらいの小さな実は
日に日に熟して、綺麗な赤に♪

果実酒やジャム、生でも食べられる実なので
見ているだけだなんて、もったいないかな?




美味しそうに熟した実。
きっと今が食べごろ♪

千両

2023年06月12日 | 工房の庭


人知れずひっそり、今満開♪
というのは、千両の花。

冬に赤や朱色の美しい実をつける千両。

お正月飾りにも使われる縁起の良い木だけど
花を知っている人は少ないかも・・・。





ユニークな形の花が、今年もたくさん。
香りは・・・土と緑と雨の匂い♪




この花に香りってあるのかな?
晴れたらもう一度確かめてみよう!




雑草だけど好きな花

2023年06月10日 | 工房の庭


庭で「雑草だけど好きな花」といったら
ドクダミとカタバミ。

どちらも子供の頃から好きな花♪

●ドクダミ
生薬名:十薬




香りは独特だけど、薬草の香りと思えばその香りも好き♪
なにより花が可愛らしい。

●ムラサキカタバミ(紫片喰)



子供の頃、食べて遊んでいたカタバミの花。

食べると酸っぱいから、スイスイ花。
スイ花とも言っていたかな。

花を見る度に「アースイスイ」と呼ぶのは母。
「あぁ!酸っぱい、酸っぱい」という意味です♪

らっきょう漬け

2023年06月04日 | その他


らっきょうの季節♪

漬けるらっきょうは、4㎏。
甘さ控えめのシャリシャリらっきょう。

まずは、下処理。
洗ってきれいにするところから。




ポリポリとそのまま食べたり
ピクルスのように使ってみたりと
ついつい食べ過ぎてしまうらっきょう漬け。

歯ごたえの良い自家製らっきょうなら
いくらでも食べられます♪





4㎏では半年ももたないので
できればその倍漬けたいところ。

でも「もっと食べたかった・・・」
くらいが丁度良いのかもと、今年も4㎏でがまん。

美味しくなぁれと、今年も楽しみ♪




梅雨入り

2023年06月02日 | 工房の庭


色づき始めた庭の紫陽花。

降り続く雨と雨の重みで
地べたまで垂れた花は泥まみれ。

昨日はそれを10本(朶)ほど切って
跳ねた泥をきれいに流して切り花に。




昔ながらの頭の大きな重たい紫陽花。
色は、優しいブルーか淡い青紫。

なんてことない普通の紫陽花だけど
朝起きると家中が紫陽花の花!
なんて、花の似合う美しい家ではないけれど
古い家でも、やっぱり楽しい。