春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

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紅白のミズヒキ

2021年09月28日 | 工房の庭


おめでたい時に使われる紅白の水引。
その水引から名前がついた
赤白、紅白の「ミズヒキの花」。

米粒より小さな花は
上から見ると赤い花。
下から見ると白い花。

赤白セットの
可愛らしい花を咲かせています。




地味で目立たない花だけど
茶花や生け花、俳句の季語など
しみじみと季節を感じる秋の花。

水引(ミズヒキ)

雑草と言えば雑草だけど
一応、我が家の水引は観賞用。



雑草っぽいな。

謙虚、忍耐

2021年09月27日 | 工房の庭


藪蘭(リリオペ)の小さな花。

小さな小さな花が並んで咲くリリオペ。
全体で見るとなんてことない花だけど
一つ一つの花は、こんなにも可愛い♪





藪蘭の別名「リリオペ」は
ギリシヤ神話に登場する美少年ナルキッソスの母にちなんだ名で
花言葉は「忍耐」「謙虚」「隠された心」他、「謙遜」など。

「忍耐」「謙虚」・・・
取り扱いが難しくなってきた
今の自分にピッタリかも・・・。

この秋、自分に贈る言葉は、これに決まり。

「おはぎの日」の花、秋分の日

2021年09月23日 | 工房の庭


曼殊沙華(彼岸花)は、子供の頃から好きな花。
昔は、触ると手がかぶれるとか
あの世を連想させる霊的な花とか
地獄の花とか
嫌いな人も多かったけれど
今では花の名所が人気になるほど
あちこちで見かけます。

曼殊沙華が咲き始めるお彼岸の頃
庭に咲くのは、優しい黄色の鍾馗水仙(ショウキズイセン)。
曼殊沙華(彼岸花)のような繊細さはないけれど
ヒガンバナ科で、よく似ています。




今日は秋分の日で
お彼岸中日は「おはぎの日」。

子供の頃からある「おはぎの日」は
夕食におはぎだけをせっせと食べるという
年に二回(春と秋)のお彼岸行事。
※我が家の行事です

定番は、きな粉とあんこ。
今日は朝からあんこ作りです♪

紫御殿

2021年09月18日 | 工房の庭


花も葉っぱも茎も「紫」。

形はどことなく露草だけど
露草より茎は太くて、葉っぱは厚め。
放っておくと、どんどん増えていく
ちょっとやっかいで、たくましい花。

鮮やかな濃い紫と淡い紫の
「紫御殿」

名前が楽しい♪




「紫大露草(ムラサキオオツユクサ)」
和名「紫御殿」
別名「パープルハート」など

昔から庭にあるのに
普通の露草のような儚げな感じが全くないため
時折母に(サボテンと間違われて)
引っこ抜かれる庭の花です。


普通の露草はこちら。


青花、月草、蛍草・・・などなど
綺麗な別名を持つのは、こちらの露草。

台風一過で、今日の露草はきれいです♪

秋の味覚

2021年09月11日 | 工房の庭


庭のすみっこ。
草木の繁った中にぶら下がっているのは
山なんかで見かける秋のムカゴ。

そろそろ庭にも・・・・と探すと




柿の木やカエデ、梅の木や南天の枝に
ヤマノイモの茎が巻きつき、肉芽(ムカゴ)が幾つも。




物干し竿の柱にも♪




秋の楽しみ、ムカゴの実。
ムカゴご飯や天ぷらがお勧め♪




9月の土用干し

2021年09月05日 | 工房の庭


8月に降った梅雨のような大雨が終わると
季節は夏から秋の気配のする、もう9月。

いつもなら真夏の空の下で
三日間ほど干す梅干し。
今年は、雨雨雨と干せないまま。

雨のち曇りから、雨また曇り、のちに雨。
9月に入って、時々晴れ間で
お日様見つけて、ようやく日向へ。





たっぷりと陽を浴びた
日向の香りのする梅干しが好きなんだけど
まぁ、仕方ない。

毎年味が違って楽しみな梅干し。
今年も美味しい梅干しができますように!