春夏秋冬コツコツ手織

日々黙々と、つくる手織りの帯は博多織
庭に元気をもらって、春夏秋冬コツコツ手織り

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新配色、帯の糸合わせ

2011年12月14日 | 手仕事

糸繰り終わって、糸合わせ。

細い細い絹糸を、何本も合わせる「糸合わせ」が
嫌いじゃないのに、上手くない。

最後の仕上げの「織り」作業に関わる大事な作業で
毎回、かなり神経使って合わせているというのに
上手くいったり、いかなかったり。

「織り」に入って、キリキリしないで済むよう
慎重に、慎重に・・・と、真剣です。





合わせ終わった糸を見て
「かなり良さそう♪」と、喜んでいたって
織ってみて「あぁ・・・」と、嘆くことも度々です。

管巻きしてると
「どうしてそう!? 分からない!」って言うほど
糸に“だりつり”が出てきたりするから困ったもの。




なかなか上手くいかない糸合わせ。
13本の糸が、どうか無事に、綺麗に
1本の糸として合わさっていますように。

秋色の帯から紫の帯へ

2011年12月11日 | 手仕事

秋色の献上帯を、5本織り上げたのが先週中頃。
残った経糸で、5尺ほどの帯地を作って
先日ようやく、この秋色の帯を織り終えました。

待ち焦がれて待っていたのは、次の帯の経糸です。
今年中に織り終えたい次の帯。
でも、少々厳しく、年を越しそう。



秋色の経糸と、新しい帯の経糸とを結んでいく
経継(たてつぎ)作業も、残すところあと半分。

新しい糸は、紫系。
あまり使わない紫色を、いくつも合わせて
いったいどんな帯が表れるのか
つくる私にも分かりません。

イメージあっても、織ってみなければわからない。
そんな織りであるから、また楽しい。