夜なべと徹夜で 2010年06月27日 | 手仕事 夜なべと徹夜で カララン トン。 着尺と帯とでは 機も織り方も、糸も、またその糸の本数も違ってきます。 帯の時には ドン、ドンドンドン! っと 打ち込む音は強くてリズムカル。 集中力と一気織りが 私のスタイル。 着尺は、短距離走より長距離方。 根気と気力と、長い集中力とが織るには必要。 7月には帯に入りたい今は あと一尺 あと一尺・・・と 途切れそうになる集中力を 繋ぎつないで、手足を動かし励んでいます。
今はコツコツ創作活動 2010年06月24日 | 手仕事 銀座にある 衣裳らくやさん。 今回そちらで 帯の紹介をして頂きました。 私個人の帯を ご紹介頂くのは初めてのことでしたので かなりドキドキしています。 頂ける言葉は、どんなものでも収穫です。 織り上げ、新作をご紹介するまでには かなり時間が掛かりますけど 新しい帯にむけて、今はコツコツと製織中です。
「祈り」・・・一丁総浮(八寸なごや帯) 2010年06月18日 | 作品・新作 「祈り」…総浮(八寸なごや帯)雲の間から地上に真っ直ぐ差し込む太陽の光。時折見る事のできる光の柱を帯にしたもの。夜っぽくなったのは星を眺めながら配色を考えていたせい。★手織り博多織(廻り梅工房)HPはこちらから★
「寄木1」・・・八寸なごや帯 2010年06月18日 | 作品・新作 「寄木1」子供の頃、箱根から戻った父に「秘密の箱…」と言って渡された寄木の箱。細かな細工と仕掛けが施された箱は宝箱♪その仕掛けの施された寄木細工の箱を見ていて、帯にも仕掛けが出来ないものかと創った帯。★手織り博多織(廻り梅工房)HPはこちらから★
「変わり洋花献上(淡)」・・・八寸なごや帯 2010年06月18日 | 作品・新作 「セピア」の色違い。(多少柄違い)白大島に合う帯をと、色を変えて織った帯。品があって光沢のある白大島にと、帯を淡く優しく仕上げてみました。淡い色した紬にも。★手織り博多織(廻り梅工房)HPはこちらから★
「変わり洋花献上(セピア)」・・・八寸なごや帯 2010年06月18日 | 作品・新作 「変わり洋花献上(セピア)」 大島紬が好きだったのか、祖母や母の着物には大島紬が多く私も大島紬をよく着ます。そんな大島紬に合う帯を・・・・と最初に作ったのがこの帯です。★手織り博多織(廻り梅工房)HPはこちらから★
五献上「実りの祝い」 2010年06月18日 | 作品・新作 「実りの祝い」…五献上(八寸なごや帯)“秋の実り”だけでなく、誰かにとっての嬉しい実り。嬉しい実りと喜びと、そしてそこに沢山の笑顔がありますように!そんなふうに思いながら織った帯。願いや思いを込めすぎた帯でした・・・。★手織り博多織(廻り梅工房)HPはこちらから★
九寸なごや帯「ななこ遊び(紫)」 2010年06月18日 | 作品・新作 「ななこ遊び(紫)」…九寸なごや あまり使わない紫。 その紫を幾つも重ねて遊んだ、斜子織りの帯。 「ななこ遊び」と題して、シリーズで織ったもの。 博多の平地とは違う、緯糸で柄を出した帯。 献上柄と華皿を入れて。
自己紹介 2010年06月18日 | プロフィール 博多織伝統工芸士 古賀陽子福岡市在住2007年、博多織DC(学長・小川 規三郎先生)のもと尊敬する伝統工芸士の先生に手織りを学び独り立ち。 2020年 経済産業大臣指定伝統的工芸品 博多織伝統工芸士 認定 自宅の部屋を改装しただけの作業場「廻り梅工房」で帯を中心に制作。「廻り梅(まわりうめ)」母方の女紋で、曾祖母や祖母の強さと優しさその凛々しさに憧れ工房名に。 主な活動、女性伝統工芸士展、公募展、作品展、グループ展など「織る」作業は最後の最後で日々の作業は、地味で地道なコツコツ作業の繰り返し。年間に織れる本数、種類は少なく、1年に3~4柄ぐらいですけど締め心地が良く、クッと締めると気持ちがシャンっ。何度でも締めたくなるようなそんな帯が作れたらと、日々コツコツと励んでいます。陽の差し込む明るい機場で、織機と共に過ごす日々♪★手織り博多織ホームページ★廻り梅工房SHOP(手織りの帯地で時々作る小物)