仙台旅行 ～ 亀喜寿司 ～

「松島の次は？」☆
「仙石線に乗って本塩釜駅へ向かうよ」☆



「ローカル線の駅はいいね～」☆



「懐かしさをたっぷりいただけます」☆



「さあ、乗車時間は約7分、駅で二つ目だよ」☆
「遊覧船では1時間かかったのにね（笑）」☆



「駅から歩いて約10分、、、あそこだよ」☆



「おっ！ここは塩釜で有名なお寿司屋さんの『亀喜寿司』だ！」☆
「地元で水揚げされた魚介を出してくれるんだよね」☆



「今日は開店と同時に入るから行列は免れたね（笑）」☆




「今日はさんざん炭酸系のアルコールを飲んでるから、冷でいっちゃおう！」☆



「まずは季節の盛り合わせ（3,000円）からね」☆



「いや～、あじにかつおか～、美味そう！」☆



「お吸物もいいね～」☆



「うに美味い！！」☆



「ネタが新鮮で瑞々しい」☆



「ボタンえびの甘さがたまらないね～」☆



「あなごもベタベタしてない大好きなタイプだ」☆



「気になってた、のりいなり（630円）も到着～」☆



「これは美味い！」☆
「かんぴょうの処理が最高だね」☆
「何個でもいけそう！」☆

「ここは県外からのお客さんもかなり多いそうだよ」☆
「これだけ美味くてリーズナブルならね」☆
「よしっ！冷をもう一杯いくか～（笑）」☆


『亀喜寿司（かめきずし）』
022-362-2055
宮城県塩竈市新富町6-12
JR仙石線本塩釜駅より徒歩10分
本塩釜駅から472m
営業時間　[月～金]11:00～22:00　[土・日・祝]11:00～15:00/17:30～21:30
定休日　火曜日

仙台旅行 ～ 松島 ～

「天気がいいね～」☆
「37年前は曇りだったけど、いい天気になってよかったよ～」☆



「海上保安庁の巡視船が停泊してるね」☆



「塩釜は第二管区海上保安本部があって、この艦は『くりこま』だね」☆
「知ってるね～」☆
「1000トン級で全長は約90メートルあるんだよ」☆
「そうなんだ～」☆
「東日本大震災の時、湾内で座礁してしまった艦でもあるんだよ」☆
「大変だったんだね」☆
「松島湾の水深は浅いので、島の近くは危ないんだ」☆
「津波の影響はここにもあったんだ」☆



「松島湾クルーズの名物があるのを教えてあげようか？」☆
「えっ？なになに？？」☆



「ほら来た～！」☆
「かもめだー！」☆



「乗船券を買うと、えびせんが付いてくるんだけど、かもめはそれが大好き」☆
「人間も餌付けができるから、双方のお目当てって事だ（笑）」☆



「しっかし目の前見ると、かもめも大きい鳥ってことが分かるよ」☆
「捕まえちゃおうか？（笑）」☆



「かもめが水先案内をしてる感じだね」☆
「松島ならではだっ！」☆



「乗客の皆さんも餌付けが一通り終わったから、寛ぎタイムだね」☆



「景色がいいからどこを撮っても絵になるな」☆



「松島や　ああ松島や　松島や～」☆



「これって芭蕉の句じゃないんだってね」☆
「えっ？そうなの？知らなかった～（笑）」☆



「さあ、着いたよ～」☆
「観光客がたくさんだね」☆



「観光案内所の中も大変だったんだね」☆
「こんな静かな海が大暴れしたと思うと、自然に対して人間は非力だってことを痛感するよ」☆



「修学旅行のとき、この先で集合写真を撮ったんだよ」☆
「写真は白黒？（笑）」☆
「カラーでした！（笑）」☆



「国の重要文化財『五大堂』にも行ってみよう」☆



「朱色の橋が鮮やかだ～」☆
「すかし橋っていって、真下の海が見えるんだよ」☆
「緊張するな～」☆



「五大堂は創建されてから1200年以上も経ってるんだって」☆



「健康を願ってお祈りしないと」☆
「日頃、不摂生だもんね～（笑）」☆



「なんか心が落ち着くよ」☆



「37年前はこんな気持ちにはならなかったけど、やっぱり歳を重ねると分かってくるんだね～」☆
「松島や　ああ松島や～　松島や、、、」☆



「さあ、仙石線『松島海岸駅』から塩釜方面へ戻るよ」☆
「次はどんな楽しみがあるのかな～」☆


『日本三景　松島』

仙台旅行 ～ 遊覧船 ～

「塩竈は津波の被害があったところなんだよ」☆
「うん、YouTubeの映像で見たことある」☆



「駅の扉にここまでの標があるよ」☆



「2メーター以上はあるから、当日ここに居たら確実に流されていたね」☆
「塩釜の皆さんは大変だったんだね」☆



「このショッピングモールもだね」☆



「このマンションに住んでおられる方がビデオ撮影されてたんだね」☆
「車が流される映像はショックだった、、、」☆






「港町公園はきれいに戻ってるね」☆



「津波到達の地、、、忘れないように、、、」☆



「鐘の碑は津波の高さと同じにしてあるそうだ」☆



「マリンゲートが見えてきたよ」☆
「懐かしいな～、、、修学旅行でも来た所だよ」☆
「37年前のね」☆



「さあ、中へ入ろう」☆



「まだ津波の爪あとは所々にあるんだね」☆
「少しずつ少しずつ元通りにしていくんだね」☆



「東塩釜駅で乗船券を買うと、1割引なんだよね」☆
「イケメン駅員の方が丁寧に乗船方法を教えてくれたから、とってもスムーズに手に入ったね」☆



「今回は、島めぐり芭蕉コースだって」☆
「奥の細道にちなんでだね」☆



「出航が近いから続々と人が集まってきたよ～」☆



「さあ、乗船だ」☆



「松島まで50分間のクルーズを楽しんじゃおう！」☆


『丸文松島汽船』
宮城県塩釜市港町1-4-1
022-365-3611

仙台旅行 ～ 塩竃料理翠松亭（しおがまりょうり すいしょうてい） ～

「本塩釜駅周辺には美味しいお店が多いんだよ」☆
「塩釜港が目の前だから、新鮮な魚介類が手に入りやすいからね」☆



「駅からすぐの『翠松亭』で数量限定のランチしましょう」☆



「綺麗なお店だね～」☆



「楽しみだね～」☆



「一番乗りだ～（笑）」☆
「店内もきれい～」☆



「まあ、とりあえずビア～でね」☆
「美味いね～」☆



「さあ、お目当てを注文だよ～」☆
「日替わり弁当は平日のみ限定１０食で700円、日替わり海鮮丼は平日のみ限定５食で840円だ！」☆



「まずは海鮮丼！」☆



「獲れたてのカツオとカンパチがドーンと乗っかってる～」☆



「味噌汁も美味しいよ～」☆
「磯の香りが漂ってる感じだね」☆



「はい～、お弁当～」☆



「煮物に、、、」☆



「メダイの味噌焼き、、、」☆



「イカサラダもいいね～」☆



「こちらにもカンパチの刺身が付くんだね」☆

「いや～、これだけの内容でこのお代は最高に嬉しいね」☆
「今日はこの辺りを楽しむよ～」☆


『塩竈料理 翠松亭』
022-362-1777
宮城県塩竈市海岸通4-8
本塩釜駅から84m
営業時間　月・水～土 11:30～14:00/17:00～21:00(L.O.21:00)
　　　　　日・祝 　　11:30～14:30/17:00～20:30(L.O.20:30)
定休日　水曜日

仙台旅行 仙石線

「仙台も暑いね～」☆
「ほんとほんと、東京と変わらない暑さだよ」☆
「あれから2年経ったけど、海に近い地域はどうなってるんだろう」☆
「そうだね～、37年前に修学旅行で塩釜～松島に来たことがあったけど、それ以来だから、、、」☆



「じゃあ、その当時を懐かしみながら松島へ行ってみようか？」☆
「うん、わかった」☆



「JR仙石線に乗って行くんだね」☆
「そうだよ、この路線は元々『宮城電気鉄道』という私鉄だったんだよ」☆
「今はJR？」☆
「昭和19年（1944年）に戦時買収私鉄に指定され、国鉄になったんだ」☆



「本来は石巻駅までの路線なんだけど、津波の被害のために一部運休している区間があるんだよ」☆
「まだまだ復興は完遂してないんだね」☆



「常磐線もそうなんだ」☆
「原発の被害も解決しそうもないから、当分の間は不通になるだるね」☆



「本塩釜駅を目指すよ」☆
「仙石線の仙台駅は地下駅なんだね」☆
「そうそう、この地下駅は日本で一番古いんだよ」☆
「えっ？銀座線よりも？」☆
「大正14年だから、銀座線より2年も前にできてたんだって」☆



「では、本塩釜へ向かうよ～」☆



「ねね、これなに？」☆



「これは駅に着いたときにドアを開閉するためのボタンだね」☆
「そうなんだ～、初めて見た」☆
「東京でも始まったんだよ」☆
「知らなかった～」☆



「多賀城駅どまりだから、後続の電車が来るまで待とう」☆



「って言ってる間に来たよ」☆
「意外と本数多いんだね」☆



「着きました～、本塩釜」☆



「この駅は津波の被害が大きかったからね」☆
「車が流される映像は痛ましかった、、、」☆



「駅前は綺麗になってるね」☆



「このロータリーは水没したところだったね」☆




「駅前は2メートル以上もの津波が押し寄せた訳だから、本当に怖かったろうね」☆



「懐かしい修学旅行のルートのことを考えると、複雑な思いだけどね」☆
「今日は偲びながらの散策だ」☆