メメント・モリ

このブログでは司法試験関連の受験日記・講座・書評について色々掲載していきたいと思います。

答練:辰巳論文公開模試

2004-12-09 10:59:32 | 司法試験:答練
 7月上旬に行われる、辰巳の最後の答練です。全二回で第一回が辰巳オリジナル問題、第二回が教授出題の新作問題です。
 このうち、第一回は過去の辰巳の答練の使いまわしなので、頻繁に辰巳を使っていた人は参加しないほうがいいです。

 断然お勧めするのは、第二回のほうです。本試験並みとはいかなくても、学者の考えた良問が出題され、しかも答練とは違う学者が考えた「検討する2問」という予想問題までついてきます(充実しています。欠点といえば、内容ゆえに結構高いことくらいでしょうか)。
難易度はローラーと日練の中間くらいです。本試験の1週間前に添削なしコースが同様のスケジュールで行われるので、予行演習にうってつけです。ここで、一年の論文の総括を行い、反省点を一週間後の試験までに調整していきましょう。

 なお「添削がないから不安だ」と思われる方、ご安心ください。この超直前期の添削はもはや書き殴りのスカスカ、ほぼ読んでいない添削がほとんどです。この時期の添削者は、大多数が去年の口述に落ちた受験生です。彼らも受験する以上この時期は忙しいからでしょう。適当な指摘にいちいち反応していては、混乱してきます。また、図らずも悪い点をつけられでもしたら、精神的に疲れている直前期に参ってしまいます。できれば添削付は回避してください。