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通訳案内士のブログ

⭕️⭕️⭕️英語を使い訪日観光客を案内する職業「全国通訳案内士」の日常と英語学習などを綴ります⭕️⭕️⭕️

遅くなりましたが明けましておめでとうございます

2024-01-18 | 通訳ガイド/everyday life


写真は正月早々今年初めての富士山ツアーで行った河口湖カチカチ山。当日は箱根が強風でロープウェイが運休しており、大涌谷までの道も激混みで辿り着けそうもなく、代替え案としてここにきました。



冬季は晴れていれば富士山は大体見えるのですが、2024初のツアーは綺麗な富士山を拝むことができ幸先良いスタートとなりました。



みなさま明けましておめでとうございます。


メリークリスマス&良いお年を

2023-12-29 | 通訳ガイド/everyday life
残すところ今年もあとわずかになりました。




今年のはじめに書いた2023年の目標。
1.2024年にスペイン語で通訳案内士の試験を受験する(それくらいの気持ちになるまで習得する)
2.再び通訳案内士の仕事で食べていけるようになる

1は正直まだ難しい。2は達成できたと思います。



2024年の目標も去年のと同じですかね。



スペイン語の上達速度は恐ろしく遅いですがまだ先は(余命)長いと信じて自分のペースで頑張っていきたいと思います。



そして来年度も通訳ガイドとして働き続け家族を養っていきたいです。



そして世界が平和になって欲しいですね。



あと、もう少しブログが更新できれば。



忙しいせいにしていますが、元々不得意だった文章を書くことがさらに下手になってきました。



書きたいことがうまく書けないんです。



英語の文章を2年間くらい毎日書いてきたせいだと思います。



英語って喋る時もそうですが、あんまり聞き手、読み手のことを第一に考えてないといいますか、自分の思ったことや、実際に起こったことを率直に言えば良い、というところがあると思うんです。



日本語より書いていて楽なんです。



ところで、ボストンに長年住んでアメリカ人女性と結婚した仲の良い従兄弟がいます。



英語は完全にネイティブそのものです。



ところが日本語は「カタコトレベル」になってしまったんです。



日本語だと伝えたいことがうまく出てこないみたいでいつも彼と話す時は途中から自然英語になってしまいます。



中学から打楽器一筋でボストンの有名な音楽大学に奨学金をもらって入ったくらいなので音楽の才能はすごいのですが、そういう「不器用」な一面が子供の頃からあったように思えます。



私も同じ一族なので、もしかしたらそういう「気」があるのかもしれません。



二つのことを器用にこなせない「器」なのかも。



ただ優秀な従兄弟と違って、私の場合は英語もそこまでのレベルに到達してないのが悲しい、というか滑稽なところです。



英語もまだ下手なうえに母国語までダメになってきているという。



まあ、あせらずに英語の学習も続けていきたいです。



いつも見てくださってありがとうございます。



二次試験を受けた方、合格していますように。



みなさま良いお年をお迎えください。




今月初旬に明治神宮へ七五三詣に行ってきました。下はまだ4才ですが来年二月が誕生日なので二人同時にやることができて助かりました。








Continuidad es poder

2023-11-28 | 通訳ガイド/everyday life


Un período de 365 días estudiando español en Duolingo
(a 365-day streak of studying Spanish on Duolingo)


Hoy se celebra el primer aniversario desde que empecé a usar a la aplicación de Duolingo para aprender español.
(Today marks the first anniversary of my journey with the Duolingo app to learn Spanish.)



二年前からスペイン語を毎日少しづづ勉強しています。



最初は"SpanishDictionary.com"というサイトで文法などを勉強してきました。



それに並行してDuolingoという言語学習アプリを使い始めたのが一年前。



今日でちょうど一年経ちました。



このアプリ、最初は簡単過ぎて内容も子供向きのような気がして軽くみていましたが、一年もやっていると実は結構効果があるような気がしてきています。



私は英語の通訳案内士なので英語のツアーしかやりません。でもスペイン語圏からのお客さんを案内することも多いです。



スペイン語ガイドによるツアーがないので仕方なく英語のバスツアーに皆さん乗ってくるのです。



大体の人は英語も話せますが時々英語が怪しい人もいます。



そんな時、スペイン語を勉強していること、そして少しならスペイン語を理解できることを告げるととても喜ばれます。



そして、ここにきてそういった人達と以前よりは長い会話もできるようになってきたんです。



Duolingoを根気良く続けてきたおかげで聞き取りが伸びた気もしますし、表現も広がってきたように思えます。


Continuidad es poder.
Continuance is power.




今朝、初めて皇居乾通りの通り抜けに行ってきました。



朝の9時過ぎに行ったのでほとんど並ばずに入れました。



いつも行く東御苑から見える景色と違ってとても新鮮でした。



宮内庁の建物を間近に見れたり、富士見櫓を別アングルから写真におさめることができました。



自然の池のような道灌堀も初めて見れたし、木々もきれいに色づいて楽しい散歩でした。












国旗

2023-10-26 | 通訳ガイド/everyday life



"Why don't I see any Japanese flags in Japan?"
お客さん(訪日外国人旅行者)に時々聞かれます。



祝日なら国旗を飾る家、バスなんかが国旗をつけて走っていますが、平日に日の丸を掲げている所は大きいホテルとか↑の写真の東京駅とか。確かにあまり見ませんね、日の丸。



前回質問してきたアメリカ人夫婦のご自宅の庭にはたくさんの星条旗を365日毎日掲げているのだそう。



もし日本で庭先や玄関前にたくさんの日の丸を掲げていたら、きっと誰もが「変な人」が住んでいると思うに違いない。



日の丸は日本の国旗には違いないが、そういった"extreme right-wing"的な要素を含んでいるかもしれない、というような意味のことを伝えました。



日本では"patriotic"的な言動もタブーとまではいかないが、普通はあまり口にしないし聞くこともない。



自国の国旗に警戒心を抱き、愛国心を大広げに出すことはない我々日本人はやはり少し異質な存在なのかもしれません。



"Being a tour guide is a bit like herding cats. I am really impressed!"
と、女性のお客さんが感心してくれました。



今月初め頃の富士箱根のツアーで10人以上のPalestinianのグループが乗ってきました。



とても賑やかで自由気ままな人たち(うるさくて自分勝手ともいう)で、最初はどうなるかと思ったのですが何とかうまくまとめることができ、残りの30人位の「穏やかな」アメリカ人、イギリス人、その他の皆さんとも調和してくれ、無事ツアーが終わった時に言われました。



herdは動物の群れを指します。herdingだと群れを統率するといった意味。herding catsは難しいものをまとめたりすることの比喩表現でよく使われるそうです。



猫は自由気ままなのでherdingするのはとても難しい。そのお客さんは私が賑やかなパレスチナ人のグループのことをよく統率し、良いツアーにしてくれたと褒めてくれました。



そのパレスチナ人のグループの方々はヨルダンとアメリカに住まいを持つ大変裕福そうな人たちでした。男性二人であとは女性。12人位だったか?



意外にも全員がキリスト教徒でした(1人の女性が大きなクロスのペンダントをつけてたのでさりげなく聞いてみた)。



ほぼ全員が喫煙者。



休憩ごとに喫煙場所を聞かれ吸いまくるのでバスに戻ってくるとタバコ臭いのなんの。



声が大きく質問魔。



私がマイクを離すと身内で騒ぎだし、マイクで喋っている時もグループの内5人くらいが一斉に手を挙げてありとあらゆる質問をしてきます。



他のお客さんの手前、特定のグループだけの相手はできないので、質問ができないような先手先手をうつ内容のガイディングを心掛け、とにかく相手を静かにさせるために喋り続けました。



結果的にはこのパレスチナ人の皆さんにも大変楽しかったと言ってもらい「一人$20づつ徴収したから!」とグループリーダー的な人からまとめて大量のチップを頂きました。



イスラエルにロケットが撃ち込まれたニュースを聞いたのはその何日か後です。



そしてイスラエルによる報復。



同胞が戦争に巻き込まれてどんな気持ちでいるのだろうかと明るく賑やかだった彼らのことを思い出しました。



いやですね。戦争。



昔みたハリウッド映画で地球を侵略する宇宙人に対してイスラエルとアラブの軍が協力して戦っているシーンをみた記憶があります。(The War of the Worldsだったか?)



多分、実際にそのようなことが起きれば地球上で人間同士の争いなんてなくなるのでしょうね。それどころじゃないですからね。



本当にあほらしい。



尊い命を犠牲にしてまで守るものなんですかね、国やアイデンティティって。



Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people
Living life in peace



ジョンレノンの歌のようにそろそろ人類にとって戦争は無縁なものになってもいいのに。なかなか進歩しないものですね。





2023-09-28 | 通訳ガイド/everyday life
ようやく暑い日々も終わりつつあります。



夏の終わりに毎年行く伊豆高原のホテルに今回は二泊して、三日間ずーっとプールにいたので真っ黒になってしまいました。



その肌の黒さもだんだんと薄れてきたように思います。



空に浮かぶ雲も、英語でCirrus cloudと呼ばれる薄くて高い位置に現れるものが目立ってきて、おかげで一日を通して富士山が見える日が増えてきました。



大好きな夏が終わってしまうのは毎年寂しいですが、都内ツアーをするのにも快適な季節になるので、それはそれで楽しみな季節がやってきたとも言えます。



コロナ前の2019年の今頃はラクビーワールドカップで大変盛り上がっていました。



その年、娘は三歳で自由が丘の写真スタジオで撮影をして、そのまま着物のまま明治神宮へお参りに行きました。



どこを歩いてもたくさんの外国人観光客に囲まれては写真撮影の嵐で、ちょっとしたアイドルのようでした。



その娘ももう七歳になりました。そして下の息子も早生まれのためまだ年齢こそ四歳ですが、ちょうど七五三の年です。



早いものです。そして物入りの年です😭



先日撮影の予約をしようと前回も利用したスタジオのHPを訪れたら4年前の娘の写真が七五三の作例素材として使われているのを発見しました。



妻に聞いたら、前回撮影した時のアンケートでHPに載せるのを許可するところに☑️を入れたかもしれないと言っていました。



目黒区でも人気なスタジオで、洗練されたデザインのHPには錚々たる美女美男モデル、そして他人から見ても本当に可愛い子供達が載っています。



そんな中に自分の娘の写真が交じって採用されたのを知ってとても嬉しくそして誇らしく思いました。




七歳になった娘。



私が住んでいる所ら辺の地元の秋祭りが4年振りに盛大に行われています。九月の初めより毎週末どこかしらの神社でやっています。



自由が丘に近い神社のお祭りに長年関わってきました。



そこで知り合ったアメリカ人の同い年の友人とその家族が5、6年前に帰国してしまったのですが、九月の初めにこのお祭りのために戻ってきたんです。



コロナ中に坐禅に目覚めたらしく、坐禅体験ができて和尚さんと直接話ができる禅寺を知らないかと聞かれました。



通訳ガイドになりたての頃、バス研修で知り合った同期の仲間と一緒に行った世田谷の野沢にある臨済宗のお寺を思い出し、教えてあげたらとても喜んでいました。



「日本から離れたら日本文化に対する興味と尊敬の念が溢れ出て止まない」



そんなようなことをアメリカ人の友人は言っていました。



長年日本に住んでいた彼ですが、離れてみて初めてその価値に気づいたらしいです。「あるある」ですね。



今度会える時には「禅マスター」になっているかも。こっちが教わることがいっぱいあるかもしれません。



ところで明日は一次試験の合格発表日。知り合いが受けたので私までドキドキです。受かってますように!