灼熱の、豊稔池アーチダムを出発して、
いよいよ、祖谷(いや)のかずら橋を目指します。
走り出してすぐ、微妙なY字路に.
右か左か・・・
たぶん、こっちと右側を選び、走り出す。
だんだんと、山の中・・・
微妙に不安になり。
即行で、アッキャンさんに電話を。
結果、右側で正解~!
国道192号、この道で間違いないんです。
途中、給油がてら道を確認して走ります。
最近は、セルフのGSが増えたしね、
ツーリングの時は、やっぱり店員さんのいるGSが助かります。
(俺だけ・・かも)
駐車場の若いお兄ちゃんに、オートバイの駐車場を聞くと、
「道端のじゃまにならないとこに、停めておいてください」。
このすぐ奥が、祖谷のかずら橋です、
木かげにG7を停めて。
まずは、お昼ごはんでも食べますか。
おばちゃんひとりでやってます。
「お客さん、天ぷらサービスしといたから~」。
「ありがとぉ~」。
自分でもびっくりするくらい「ガツガツ」と食べた。
身体が欲してたんでしょうか
若い頃を思い出すなぁ・・・なんてね。
ザ・「祖谷のかずら橋」ざんす。
男一匹、550円ざんす。
行くど!!
お・・・おぉ~・・
🎵こぉわくない、ア・アン・アンこぉわくない!
あなたとだったらぁ~、どこでも行けるぅ~
(おっさんひとりで、くちずさむ)
さっさっさっ・・とは、歩けへん。
ゆっくり、のんびりと渡りましたとさ。
さてと、行くか。
祖谷のかずら橋を渡って、香川県高松市を目指したのは、
午後2時少し前でした。
すぐに「道の駅」があったので、お水を買って水分補給、
お店のおねぇさんに、一応、高松までの道を確認し、
今夜のお宿を目指しました。
基地を出発して、400kmを超えたあたりから、
オケツが痛い・・・
暑い・・・
珈琲飲みたい・・・
そんな事を考えながら走っていた時、一瞬、喫茶店の看板があったような・・・
100メートルほど、Uターン。
あった!!
「神山」という珈琲です。
メニューを見ながら、
「カミヤマって読むんですか?」
「シンザンです」。
「じゃぁ、シンザンください」。
「シンザンは、熱い珈琲しかできませんが」。
「熱い珈琲をください」。
美味しかったけど、ちょっとお湯を注ぎすぎたような。
お外に出ると・・あ・暑っ!
午後4時過ぎ、気合いを入れて出発。
高松市内のビジネスホテルに着いたのは、午後5時40分でした。
(結構・・・ヘロヘロ状態で)
とりあえず、「香川のアッキャン」さんに電話を入れ、
1時間後にお迎えに来てくれることに。
シャワーを浴びて、お着がえをして、水分補給。
おっさん二人で瀬戸内の夕陽を見に行った後、
「宴」が始まったのは、午後7時30分を過ぎた頃でした。
盛り上がりましたねぇ、アッキャンさんの思い出のオートバイ談義。
先輩から譲ってもらったGT380の話しや、免許取得の武勇伝、
歳のせいか、自分の話しをするよりも、人の話しを聞く方が楽しいもんです。
楽しい時間は、すぐに終わるもんで、
「お客様、ラストオーダーの時間になりました。」
本日の走行、476km
アッキャンさん、ごちそうさまでした!!
いさおくん、今回は残念でしたが強行作戦で無理して来ようとしてくれ、
アッキャンさんに「やめとけ」と説得された、
その気持ちだけで、僕は嬉しかったです。
午前0時ちょっと前、数秒で沈没。
つづく