Urocyon cinereoargenteus

musicとかの紹介

美味しいコーヒーが飲みたい!(ペーパードリップ編番外メリタ式、カリタ式)

2007年12月03日 00時25分09秒 | Weblog
Melitta アロマコンフォート コーヒー&ティーセット AC-501

Melitta (メリタ)

このアイテムの詳細を見る



美味しいコーヒーが飲みたい!(ペーパードリップ編)
で紹介したドリッパーの説明をしましたが、ドリッパーの穴が1、3の種類があるのは何故だと思います?


・穴が1つがメリタ式(メリタ・ベンツさん)
・穴が3つがカリタ式(カリタ社)
です。

歴史はメリタ式が古く(といっても1900年代の話なんですが)、改良という点でカリタ式が出来ました。

淹れ方にも違いがあり、メリタ式はフィルターにお湯で浸した感じにしてポトポト落としていきますがカリタ式はすぐろ過されるので何回かに分けて淹れていきます。

ペーパードリップ方式はネルドリップ(布(綿フランネル)にコーヒーを入れてろ過させるもの)が原型なので穴1個は通常の発想かもしれません。ただ、ネルドリップ方式の淹れ方は難しく熟練を要するので同じペーパードリップでも穴が1個の方のメリタ式の方が難しいです。

ちなみにペーパーフィルター方式は他にコーノ式、ハリオ式<、松屋式もあります。
これらは全て三角錐のペーパーを使います。

3の方式の違いはドリップ部分が
・下部のみ直線の凹凸がコーノ式
・らせん状に凹凸が上まで伸びているのがハリオ式
・ドリップというよりはフィルターの固定金具が松屋式

これらを見ると見るとネルドリップが原型ってのもイメージ付きやすいですね。


メリタ式がドイツ生まれに対してカリタ式、コーノ(河野)式、ハリオ式、松屋式は日本で生まれました。

日本は後発ながら色々と頑張ってますね。



●蛇足1 インスタントについて
蛇足ですがインスタントコーヒーも日本人の発明です。
1899年 シカゴ在住の日本化学者の加藤サトリ博士が真空乾燥方式で成功してます。
が、その後の特許はジョージワシントンさんが取得してます。
インスタントはスイスのネスレ社が作り始めて爆発的に普及しました。

インスタントとも言っても元はコーヒーなのは変わりません。
よって淹れ方の温度も90度がベストです。
熱湯を入れると苦味が、80度ぐらいだと酸味が出てきます。



コーヒーは苦いと思っているあなた、インスタントに熱湯入れてませんか?



●蛇足2 カリタについて
カリタの漢字は刈田。
刈をカタカナで読むとメリ、、、2chみたいなのでこの辺で終了。


最新の画像もっと見る