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伊豆~富士宮に行ってきました(3日目 白糸の滝)

2008年07月29日 23時30分49秒 | 旅、風景
●白糸の滝

白糸の滝は全国各地に存在しますがやはり有名なのは軽井沢とこの富士宮の2つですね。

この富士宮の白糸の滝は上流には川がなく、地層のあいだから流れ出ている珍しい滝です。

●音止の滝

白糸の滝へ向かう途中音止の滝があります。
ここは日本三大仇討ちの一つ「曾我兄弟の仇討ち」の中で出てきます。
兄弟がこの滝で密談を交わそうとするが滝の音で互いの声が聞こえない。
そのため神仏に祈ったところ滝の音が止まった事から音止の滝と言われるようです。

・曾我兄弟の仇討ち
話のあらましは領地争いで祖父を殺そうとした血縁者の工藤祐経が間違ってその子供、河津祐泰に当たり祐泰は死亡。
祐泰には2人の男子がおり、成人して頼朝の富士の巻狩り時に工藤祐経に仇討ちした話です。

この話は一種の美談に聞こえますが、仇討ちを果たした後なぜ頼朝の寝所に入ったのか等疑問点が多いのも特徴です。
もしかしたら本当のところはクーデターだったのかもしれません。
1192年で鎌倉幕府成立、1193年の慰安目的の富士の巻狩り時の仇討ちとタイミング的にもそう悪くないところがそう思わせるのかもしれませんが。




確かにこんなに大きいと密談なんてできませんね。


●白糸の滝

音止の滝から下っていくと白糸の滝があります。



下に下っていくといたるところから水が湧き出ていることが分かります。
お土産やはこんな感じで涼をとっていました。
ちなみに飲料用ではないようです。



水量が凄いですね。


自分軽井沢の白糸の滝を見たことがありますがまた違った趣があります。



帰路は上九一色村→青木ヶ原→大月→相模湖→高尾のルートでした。
大月あたりでこんな感じに雲の切れ間から太陽が。
色々とトラブルに見舞われましたがそれはそれで良かったのかと思うたびでした。

終わり良ければすべてよし!


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