自分ウィルコムユーザーでかつZero-3ユーザーなので当然のごとく回りから
D4の話題をふられます。
Windows Vista搭載、スライド+チルトスタイルの「WILLCOM D4」を発表
いろいろと話題になっていますが自分のイメージだと
これの延長線だと思います。
2000年にはこのようなアイデア&商品化されていましたね。
元々ウィルコムの前身DDIポケットは端末の付加価値を上げることには意欲的でした。
これはベース技術、装置の「速度的なリミット」のため他キャリアとの「トラフィック量競争」から競争点をずらすためにとった方策なのかもしれませんが。
例)
・オプションでカメラ
・着メロの時代にPHSをMP3端末にするオプション(マンボウ)追加
・iモード等独自規格のサイトの中いち早くPCサイトの閲覧を可能にした
・・・まぁザウルスにPHS機能を追加したZero3もそうですが、日本の通信業界には異質な存在なのかもしれませんね。
尤も日本の通信業界は「ガラパゴス」と揶揄くらい閉塞的であって独自形態、発展してきました。
実は世界規模で見ると異質なのは「日本の通信業界」の方と言えなくもないですね。
今回のD4、ベースはこれだと思います
EeePCです。
世界的に売れに売れてますね。
確かに3Dバリバリのゲームなどを抜かし、現状の普通にPCを使う環境下ではこのぐらいのスペックでも十分使えます。
EeePCは2007年10月発売なためベースの考えの
OLPCの方かもしれません。
どちらにせよ世界的な流れを見ていないとこの時点での発売にこぎつけないと思います。
バッテリーは測定中とのことでしたがEeePCを比較すれば実働時間3時間で一応合格でしょう。
問題は待機時間のほうですかね。
ブルートゥースで電話端末を放すのは結構電力使いそうですが。
ここのあたりが解消されると法人顧客は増えそうです。
外回り等の社員に電話+PCの支給するのを考えると一つにまとめたいと思いますから。
ビスタが入っているのはマイクロソフトの意向でしょうか。
実質ビスタはこけてMSも時期OSを手がけているのを考えるとわざわざ「重い」のを入れる必要もないと思いますが。
PCベースになっているためインタフェース類が分かればヘビーユーザーはXPやリナックスなどに変える人もでてきそうです。
「Centrino Atom」はどのくらいのスペックを出せるかが分かりませんが多分一世代前のPCにビスタをインストールした「もっさり感」はあると思います。
メモリも1GとOS入れて終了な量ですし。
これにまた大容量+重い+仕様が違うoffice2007を使うと間違いなくスワップに走って遅くなりますね。
しかしスペック的にはXPにダウングレードすればかなりサクサク動くはずです。
金額的には12万は高いと思います。
これもEeePCと比べたら10万以下に抑えないと・・・と思ったらWバリューセレクトで9万台でしたね。この価格設定は結構ギリギリの線なのかもしれません。
顧客層ですがエスやアドエスを使っていたユーザーの中でもヘビーユーザー、PCヘビーユーザー、法人が多いと思います。
かなりセグメントを絞った感じですね。
あ、あと個人では9やXなど2台目を持っている人になるでしょうね。
正直ブルートゥースで飛ばすより手軽ですし。
ヘッドセットはZero3ユーザーで見かけますが短い会話や突然来た電話には不適だと思います。
赤外線など携帯サイドのフォローもほしかったですね。