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インフレ?

2008年02月26日 23時11分17秒 | Weblog
このネタだいぶ前に書いていたのですが修正、加筆してます。

●デフレ脱却、インフレ到来
去年のサブプライム問題から石油や小麦などの値上げラッシュが続いていますが消費経済に影響を与えてきました。

今までは消費減退要因となる値上げは各社とも避けるようにしていたと思われますが限界なのでしょう。

石油1バレル100ドル越えを始め
牛乳 5%↑
小麦 30%↑
鉄鋼 60%↑
あらゆるものが上がっていると思います。


10年以上デフレに慣れていた日本も世界的なインフレの影響を受け始めてきたといえます。



●インフレ要因
要因は大きく分けて2つあると思います。

・資源の枯渇
・資源を使う利用者増


大きな要因の一つにエネルギーの枯渇があると思います。
全世界の石油は富士山の8合目だとか残り68年で全世界の石油が枯渇するとか潜在的な危機感がさらに値をつり上げていると思います。


もう一つの要因として豊かな人が増えてきたためと考えられます。
ここで言う豊かとは金銭的、経済的なことです。
かつて日本がアメリカの生活を夢見ていたように言い方が悪いですが途上国と言われる人たちもそのような生活を夢見て、実際に生活を始めてきています。

その背景は莫大な資本が流れてきている事が挙げられます。

つまりインド、中国などのブリックスやネクスト11に資本が移っていくということはその国の発展、経済の成長を意味するところだと思います。
当然その恩恵に預かる人も増えるわけです。


かくして財は先進国独占から世界に散らばり始めました。


お金はある→皆欲しい→値がつり上がる


そんなところでしょうか?


●インフレ、今後の対応
豊かになりだした人々のせいでインフレになったと小言や非難を入れるのは間違いです。
それではジャパンバッシングで車を燃やしたアメリカ人労働者と大差はありません。

確かに数年前から中国、韓国人の旅行者が増えてきたと思います。
少なくとも彼らは自分を含め普通のサラリーマンとは比べ物にならないと思います。
そもそも逆の立場なら為替レートだけで挫折する人がほとんどでしょう。


自分はこれはチャンスでもあると思います。
彼らのニーズにあった商品を作っていけばさらに日本企業の拡大も夢ではありませんから。
ただ、それには外を見る視点が必要になると思います。
内需だけではジリ貧になっていきそうです。


資本形成はやはりインフレに強いのを取り入れた方がよさそうです。
強いと言ってもイメージがつきにくいので弱いほうを書いておきます。

・箪笥預金・預金・国債・養老保険など。

つまり現金と変動せず定額にお金が入ってくるものです。
これらはインフレになるとお金(通貨)の価値が下落するため、目減り度が大きいものです。

ちなみにインフレに強いもので土地と思う人も入るでしょうがそんなに期待は出来ないと思います。
なぜらなら。

バブルはさったのですから。

ついでに言うと日本人は以後50年後には人口半分になると考えると、、、ね?

ただ、都市部、代替などは上がりそうな気がします。

そういった点で二極化するのでしょうね。