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ピラカンサ

2011-12-09 | まち歩き

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 自宅から畑に行く時は車の通行が少ない住宅地を通る。その住宅地にピラカンサスの実が綺麗に実っている生垣のお家がある。時々家の方が手入れしている。その方のお話では、何時も綺麗な花が咲き実を付けるのが楽しみです、でも手入れが大変・・との事だった。そうでしょうね、綺麗な花と綺麗な実をありがとう。
 ピラカンサはピラカンサスとも言う。学名は” Pyracantha ・・”だからピラカンサが本命だろうね。語尾のスは多分複数の意味で付けたのかな・・日本語では語尾のスは使わない。初めに覚えたのがピラカンサスだからすぐには直し難い。

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 ピラカンサはバラ科トキワサンザシ(ピラカンサ)属の種類の総称である。
 ピラカンサ(Pyracantha)は、ラテン語の火(pyro、ほのお)・刺(acantha、とげ)が語源である。英名でもファイアーソーン(Firethorn・・火の刺)で、火の様な赤い実と枝の刺が語源通りの特徴だ。
 花も綺麗だが秋に実が赤色・黄色となるのが見事だ。花より実?かな。
 樹高は0.3m~5mほど
 開花時期は4月~6月、花は沢山付き、白色で花径数mm~1cmと小さい
 果実は径2cm位で色は赤・橙・黄、見頃は10月~12月

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 ピラカンサは日本ではトキワサンザシ(常盤山櫨子)、タチバナモドキ(橘擬)、カザンデマリ(花山手毬)の3種類が多く栽培されている。2種は色で区別できるが、同じ赤色のは区別しにくい・・私には難しい。
 トキワサンザシ(常盤山櫨子) 学名:Pyracantha coccinea
  果実は鮮紅色に熟す。カザンデマリと相似し区別しにくい。
 タチバナモドキ(橘擬)   学名:Pyracantha angustifolia
  果実は橙(黄)色。
 カザンデマリ(花山手毬)   学名:Pyracantha crenulata
  果実は赤い。別名ヒマラヤトキワサンザシと言う。


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