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今日(5月5日)はこどもの日

2012-05-05 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は5月5日。節気では立夏(りっか、夏の気配が感じられるころ)。節句では端午(たんご)の節句、五節句の一つで菖蒲の節句とも呼ばれ、男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う。
 こどもの日(国民の祝日、休日)でもある。
 子どもとは、15歳未満の年少者。この子どもの数が減少、人口に占める割合は38年連続して減少し、1950年以降の統計で過去最少を更新との事(総務省 5月4日発表)。総人口の減少、高齢化社会を如実に表している。
 * * * 総務省の発表からの抜粋 * * *
 ◇子どもの推計人口と人口に占める割合
 子どもが人口に占める割合 13.0%(前年より0.1%減、38年連続の低下)
 日本の総人口 12,765万人(男性:6,210万人 女性:6,556万人 比    94.7:100)
 子どもの人口   1,665万人(男子: 852万人 女子:  812万人 比 104.9:100)
 ◇子どもの年齢層(3歳階級別)
 年齢の少ない子どもの割合が少ない・・少子化が進行している
 12~14歳:357万人(2.8%) 9~11歳:347万人(2.7%) 6~8歳:325万人(2.5%)
   3~5歳:321万人(2.5%)   0~2歳:316万人(2.5%)
 ◇各県の子ども人口と総人口に占める割合
 割合が最も高いのは沖縄県(17.7%)、最も少ないのは秋田県・東京都(11.3%)
 多い県 沖縄県 24.7万人(17.7%)
        滋賀県 21.1万人(14.9%)
        佐賀県 12.3万人(14.5%)
 少ない 秋田県 12.1万人(11.3%)
       東京都 149.1万人(11.3%)
       北海道  65.0万人(11.8%)
 ◇各国の子どもの割合 人口4000万人の国
     (国連人口統計年鑑 2008-2010年版より)
     (一部の国を抜粋、( )は推計時点)
 日本が最も低い。次に低いのはドイツ(13.4%)・イタリア(14.0%)
 日本   13.0%(2012.4.1)
 韓国   16.2%(2010.11.1)
 中国   16.5%(2011.12.31)
 フランス 18.5%(2012.1.1)
 アメリカ 19.8%(2010.7.1)
  *
 インド  36.3%(2001.3.1)
 バングラデシュ 37.4%(2008.7.1)
 パキスタン 41.6%(2007.7.1)

 

 道を歩いていると何処からか良い香りがする。この時期に咲くジンチョウゲだ。花期は3月・4月だから5月に入ってもう終わりだ。ジンチョウゲ(沈丁花)は、クチナシ(梔子)・キンモクセイ(金木犀)と並んで花から強い芳香を放つ庭木の代表格だ。
 ジンチョウゲの品種は、花の蕾が赤で開くと薄いピンクまじりの白となる赤花品種(ウスイロジンチョウゲ)と、蕾から開花まで白の白花品種(シロバナジンチョウゲ)がある。どうも白花が先に咲き、少し遅れて赤花が咲くようだ。
 雌雄異株だが流通する苗木の殆どが雄株で、雌株は極めて少ないとの事。花はどちらも同じで外観からは区別がつかないと言う。雌株は紅色の果実を付けるが有毒、でも日本では殆どお目にかからない。

Jintyouge05051


Jintyouge05052  ジンチョウゲ(沈丁花)
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属
常緑低木、丈は0.5m~1.5m
雌雄異株、日本では殆どが雄株
中国中部・ヒマラヤに分布
日本には室町時代に薬用として渡来
花期は3月~4月、花から強い芳香を放つ
 白い花弁に見える部分は萼(がく)で、花弁状に変化したもの。・・花姿が長く持つ。


Jintyouge05053  沈丁花の名の由来は、香が沈香(じんこう)、葉の形が丁子(ちょうじ)に似ているからと言う。
 漢名は、瑞香(ずいこう)。良い香りを愛でて付けられたとの事。


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