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藤川の上流端標柱

2012-01-26 | まち歩き

 藤川の最上流付近に架かる橋の傍に上流端の標柱がある。地形的に橋は段丘崖の上に架かっている。段丘崖の下部では湧水が見られる事が多く、この湧水場所付近が上流端となっているようだ。
 藤川は梅田川の支流で、梅田川は七北田川(ななきたがわ)の支流である。藤川は小松島(青葉区)の小松島沼、蟹沢(宮城野区)の与兵衛沼などを水源とし新田大橋付近で梅田川と合流する。
 川は多数の支流が集まって本流となる。本川の流末は河口で、上流端は支流群の源流である。川を管理する場合、河口・上流端の位置が確定していないと不便である。従って、河川法によって位置を決められている(改訂で位置が変わる事がある)。
 上流端の決め方は、以下の条件等を参考にして決定するようだ。
 ●慣例で決めている場所
 ●湧水場所、最初の一滴が浸み出る場所
 ●水が安定して流れる水路の最上流の場所
 ●谷の最上流の分水嶺の場所
 ●湖や沼など

Umedar01261
 上流端の標柱
 仙台市宮城野区原町小田原字中川原
 市道安養字(寺?)橋下流

 写真左:七北田川水系二級河川藤川
 写真右:下流からの市道安養字橋


Umedar01262Umedar01263


 河川の長さは、河口から上流端までの実測値などから大凡の距離を割り出しているとの事。些かアバウトだが地形は変化するから現実的なのかな。

 ナンテンは常緑の木である。と思っていたら紅葉・黄葉する。果実が赤色のは紅葉し、黄白色のシロミナンテンは黄葉している。全部が紅葉・黄葉する訳でなく緑の葉も多い。

Nantenha01261  紅葉の南天
 (果実は赤い)

メギ科ナンテン属
半常緑性の低木、樹高は1m~3m
開花期は6月~7月
花色は白色、花径は数mm
果実径は6mm~7mm位、秋頃から赤くなる


Nantenha01262
 黄葉の南天
(果実は黄白色)


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