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布に付着の血痕から出血が生前か死後かを推定する技術を開発

2017-10-20 | 科学・技術
 科学警察研究所高村彩里研究員と東京大学小沢岳昌教授らは、布に付着した血痕から出血が生前か死後かを9割前後の精度で推定する技術を開発した。
 血痕に赤外線を照射し、反射した光を人工知能技術で解析する。血痕は生存中と死亡後のどちらかで出血したのかで反射した光の波形がわずかに違うという。研究チームは生存中に出た血液を10人分、死体の血液を12人分集め、ガラスの上で乾燥させた後に赤外線を当てた。機械学習と呼ぶ人工知能技術を活用し、それぞれの反射光の特徴を見つけた。布の影響を取り除く独自の計算手法も開発した。様々な布にしみこませた血痕で試した。ポリエステル生地では95%、デニム生地では91%、木綿生地では86%の精度で出血が生前か死後かを判別できた。
 赤外線を使う新手法を活用できれば、証拠品を傷つけずに解析できる利点がある。犯罪捜査の現場に応用できれば、事件が起きた経緯が詳しく分かると期待している。
 今後、より多くのデータを集め、判別する精度を高める。精液や尿などの体液を解析する手法の開発も目指す。

 朝から小雨。日本列島に台風が接近し、数日は雨模様が続きそうだ。畑作業もお休み。
 お庭を手入れしている。声を掛けたら鉢植えの”チョウジ”と言うお花を見せてくれた。四角形をした茎先や葉腋から花穂を出し細長い筒状の先が2つに割れた口唇形の花が咲いている。
 後で調べたら、”アキチョウジ(秋丁子)”と言い、その変種に”セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子)”がある。これらの分布は、”アキチョウジ”が岐阜県以西に分布し、”セキヤノアキチョウジ”は関東と中部地方に分布する、とある。その区別は、”セキヤノアキチョウジ”の花は花の先端の上唇の跳ね上がり部分が少し尖っており、”アキチョウジ”は花柄が短く花先端の上唇の跳ね上がり部分が尖っていないと言う・・私には判らない。
 お庭のお花は、”セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子)”と思う(お庭は仙台にある)。”アキチョウジ(秋丁子)”の名の由来は、秋に青紫色の唇形の花で「丁字」形の花であるから、と言う。「関屋」とは昔の関守の家(関所を守る家)近くに咲いていたから。
 セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子)
 シソ科ヤマハッカ属
 多年草
 草丈は数十cm~1m
 学名:Plectranthus effusus
 原産地は日本
   ”アキチョウジ”は岐阜県以西に分布
   ”セキヤノアキチョウジ”は関東と中部地方に分布する
 開花時期は8月~10月
 花色は青紫色や白色


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