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ユネスコは「伊豆半島」を世界ジオパークに認定

2018-04-21 | 地質
 ユネスコ(国連教育科学文化機関、United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization U.N.E.S.C.O.)は、静岡県の伊豆半島を「世界ジオパーク」に認定した(4月17日)。ユネスコの専門評議会は書面や現地視察による審査を通じて世界的な価値を認め、今年3月に認定を勧告。今回、パリで開かれた執行委員会で認定が承認された。伊豆半島は2015年にも審査を受けたが、世界的価値の裏付け不足などを理由に認定が見送られていた。因みに、2012年に国内版の「日本ジオパーク」に認定されている。
 伊豆半島は太平洋にあった火山島が約60万年前、本州に衝突してできた。度重なる地殻変動や火山活動で形成された変化に富む地形が特徴である。日本では洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟)などに続き9地域目の認定となる。
 詳しくは、日本ジオパークネットワーク(http://www.geopark.jp/)に
 ◆日本にある世界ジオパーク
 洞爺湖有珠山ジオパーク - 2009年8月加盟(日本ジオパークネットワークには2008年12月加盟)
 糸魚川ジオパーク - 2009年8月加盟(日本ジオパークネットワークには2008年12月加盟)
 島原半島ジオパーク - 2009年8月加盟(日本ジオパークネットワークには2008年12月加盟)
 山陰海岸ジオパーク - 2010年10月加盟(日本ジオパークネットワークには2008年12月加盟)
 室戸ジオパーク - 2011年9月加盟(日本ジオパークネットワークには2008年12月加盟)
 隠岐ジオパーク - 2013年9月加盟(日本ジオパークネットワークには2009年10月加盟)
 阿蘇ジオパーク - 2014年9月加盟(日本ジオパークネットワークには2009年加盟)
 アポイ岳ジオパーク - 2015年9月加盟(日本ジオパークネットワークには2008年12月加盟)
 伊豆半島ジオパーク- 2018年4月加盟(日本ジオパークネットワークには2012年8月加盟)

 梅田川と仙石線が平行して走る所がある。その近くで、”ハナモモ”の花が満開だ。花は電車からも見える。
 ”モモ”には、果実を食用とする品種と、花を観賞する品種がある。花木として扱う品種は、”ハナモモ”と呼ばれる。”ハナモモ”は実を付けないと言われるが、幾らかは付いている。”モモ”は縄文時代から栽培されており、江戸時代に”ハナモモ”の8品種の記述があり、この頃に改良が始まったとされる。現在の園芸品種の多くもこの時代のものが多いと言う。
 名(モモ)の由来には、果実(実)が赤いので「もえみ(燃実)」から転訛で「もも」となった説がある。
 花は桃の節句(雛祭り)に飾られる。桃の字の「兆」は「妊娠の兆し」の意味なので、桃が女性やひな祭りと関連があると言う。因みに、桃の木は万葉の頃から霊力のある木とされ、桃太郎(日本昔話)が有名だ。
 モモ(桃)、ハナモモ(花桃)
 バラ科サクラ属
 落葉小高木
 原産地は中国、桃の字は中国から
 開花時期は3月~4月
 花は5弁花、栽培される園芸品種は八重咲きが多い
 花色は桃色・白色・紅色


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