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大規模盛土造成地、全国自治体の半数超が未公表

2017-07-03 | 地質
 国土交通省が、全国1741市区町村に「大規模盛り土造成地への対応(4月時点)」を尋ねたところ、「同省の定めに沿って有無を調べ、結果をホームページなどで公表している」のは864自治体と、全体の半分以下だった。
 公表864自治体のうち、505は対象の盛り土造成地がなく、359は場所をマップで示していた。マップの公表359自治体でも、安全性調査まで終わっているのは12のみ。昨年の熊本地震でも地滑りが相次ぎ、国交省は「事前対策で被害やコストは大きく減らせる。早急に調査を」と呼びかけている。
 その他は、対象地の有無の調査は済んでいるが公表に至っていないケースが209、調査中が245だった。未調査の自治体は423もある。対策には多額の費用がかかり、手付かずの自治体が多い。見た目で危険が伝わりにくく、むしろ地域イメージの悪化や地価下落への住民の反発が懸念されることも、調査に消極的になる要因とみられる。
 ◆大規模盛り土造成地
 大規模盛り土造成地は、地震や豪雨などで地滑りを起こす恐れがある。地滑りを起こすと被害が大きく、安全対策を促す必要から2006年の宅地造成等規制法の改正で新たに定義された。造成地の締め固めなど安全性を高める技術基準を強化し、「宅地耐震化推進事業」も設け、危険性を調べる費用の3分の1、地滑り防止費用の4分の1を補助する制度も設けた。
 盛土造成地とは、沢・谷を埋めたり、傾斜地盤を大規模な盛土で整備したりした造成地。大規模盛土造成地は大きく2種類あり、3000平方メートル以上の面積を土で埋める「谷埋め型」と、20度以上の斜面に高さ5メートル以上の土を盛る「腹付け型」。
 ◆大規模盛土造成地の滑動崩落対策について
 国土交通省
 http://www.mlit.go.jp/toshi/toshi_tobou_fr_000004.html

 今朝は雨。昼頃に晴れたが、すぐに雨が降ったり止んだり。今日の最高気温は26℃と昨日より低い・・少し過ごし易い。
 ”ユスラウメ”に径1cm程の赤く熟した果実が沢山。果実には、赤実種と白実種があり、この木は赤実種。赤実種は柄の短いサクランボの様に見える。果実は生食のほか、果実酒にも利用できる。白実種は果実が大きく、赤実種に比べると採れる量は少ない。
 名(ユスラウメ)の由来は、朝鮮語の”移徒楽(いさら)”が転訛して”ゆすら”となったとの説、揺すったら果実が落ちるからとの説などがある。
 ユスラウメ(桜桃・梅桃・山桜桃梅)
   桜桃(おうとう)はサクランボの別名でもある
 別名:ゆすら
 バラ科サクラ属
 落葉低木(丈は2m~3m)
 原産は中国・朝鮮半島、江戸初期に渡来
 開花時期は3月~4月
 花びらは5枚で径2cm前後、枝を覆うように沢山咲く
 花色は白・淡紅
 6月頃に赤い果皮の実(径1cm位)となる、熟した果実には光沢がある
 果肉は薄い白で、果皮が白色の品種もある


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