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千島海溝の超巨大地震は切迫の可能性高い、今後30年で7~40%

2017-12-21 | 地質
 政府の地震調査委員会は、北海道東部沖の「千島海溝」で今後、大津波を伴うマグニチュード(M)8.8程度以上の超巨大地震について「切迫している可能性が高い」とする長期評価を公表した(12月19日)。
 千島海溝沿いにあり、道南東沖から北東に延びるプレート境界の3つの震源域を想定して、地震発生可能性についての長期評価をした。対象震源域では巨大地震が約400年前に発生し、大津波は海抜20メートルを超えた、と推定されることなどを確認。多くの分析資料などを検討した結果、約400年前のような超巨大地震が今後30年間に起きる確率を「7~40%」と推計した。確率に幅ができたのは、確率を絞り込む情報を十分得られないためという。
 調査委員会はまた、この超巨大地震よりは小さいが巨大地震と言えるM8前後の地震が今後30年間に起きる確率は、3震源域のうち「十勝沖」は7%、「根室沖」は70%程度、「色丹島沖・択捉島沖」は60%程度とそれぞれ推計した。
 千島海溝の地震長期評価は2004年以来の見直しだった。海溝型の巨大地震をめぐっては東海~九州沖に至る南海トラフで「M8~9級の超巨大、巨大地震が起きる確率は30年間に60~70%」とする長期評価が13年に出されている。
 調査委員会はこのほか、四国の主な活断層型地震の長期評価も検討。近畿から西方向に延びる「中央構造線断層帯」は四国を横切り、大分県まで及ぶ、などとする評価結果も公表した。
 ◆地震調査委員会
 地震・津波など
 http://www.jishin.go.jp/
 千島海溝沿いの地震活動の長期評価(第三版)

 天気は晴れ、雲が少ない快晴。風も穏やか。
 ”ヤツデ”に白い球状に集まった花が咲いている。”ヤツデ:八手”は名の如く大きく裂けた葉が特徴である。花は雄性先熟で、一つの花が始めに雄花(雄花期)となり、次に花弁と雄しべを落として雌花(雌花期)となる。一つの枝で雄性期と雌性期が同時になる事は少なく、雄性期と雌性期をずらして自家受粉を避けている。始めに咲く雄花には花弁が5枚おしべが5本あり、雌花はめしべが発達し、めしべのみの花となる。写真には雄花と雌花があるようだ・・?。
 原産地は日本。葉が掌状に7~11裂する葉を「手」に見立てた命名。「八」は”数が多い”という意味から。学名:Fatsia japonicaの”Fatsia”は日本語の”八”で、”八”は古い日本語の発音では「ふぁち」・「ふぁつ」とF音を使っていた。例えば、「母」の発音は「ふぁふぁ」・「ふぁわ」だった。”japonica”は日本産を意味する。
 ヤツデ(八手)
 別名:天狗の葉団扇(てんぐのはうちわ)
 学名:Fatsia japonica
 ウコギ科ヤツデ属
 常緑低木(丈は1.5m~3m)
 開花時期は11月~12月
 小花が枝分かれした柄の先にまとまる


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