Klára Würtz さんの最新かつ久しぶり?の録音は
Bach のゴルドベルク変奏曲。
これも、グールドやテュレックを始め、
いろいろな演奏で聴きなれた曲だが、
生き生きとした、色彩豊かな演奏が
とても印象的だ。
声部の間のバランスも
なかなか絶妙で耳に心地よい。
繰り返しも、
まったく同じではなく
テイストを変えている。
個別の変奏では、
うねるような感じの第6変奏、
微かに変拍子的に揺れるリズムの第13変奏、
聴きなれない感じの第26変奏、
ちょっとゆっくり目の第28変奏、
とても落ち着いてしっとりと歌われる
第30変奏 quodlibet、
などが印象的。
はじまりのアリアの少し明るい感じと
おしまいのアリアの少しもの静かな感じ
の対比もおもしろい。
全体的に元気で切れのよい演奏に
聴き入ってしまうので、
眠れそうにはないが、
これはこれでいいなぁ・・・
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