・がんばってもどうせ同じ、
というインセンティブの喪失
・ただ乗りの横行によるモラルハザード
格差が大き過ぎることの弊害
・がんばってもどうせだめ、
というインセンティブの喪失
・福祉期待の横行によるモラルハザード
そこそこがんばると、そこそこ報われる
というのが一番良いと思うのだが、
そのためには公平な分配システムが必要で、
その実現は技術的に難しい。
したがって、どうしても
両極端に行ってしまいがちだ。
結局、公平な分配とは何か、
それをどう実現するか、
が最大の技術的課題で、
自由市場や所得税はそれぞれ解決策なのだが、
人間という財はなかなか単純ではない。
流動性を高めるといっても、
スキルの獲得には限界があるし、
そもそも流動的に生きることに
適応してきていない。
標準的な生き方も含めて、
社会の制度や施設全体が、
右肩上がりの終身雇用に適応した状態なので、
雇用だけを流動的にしても
うまくゆかないのだ。
それに、いろいろな装置が導入された
基礎的生産性が高い社会では、
社会全体の生産性を最も高めるには、
1割くらいの人に思う存分働いてもらって、
残りの人はほとんど働かないほうがいい
のかもしれないのだ。
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