孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

障害の告知

2021-05-29 10:58:07 | 新生児期

出産当日の一瞬の「お目見え」のあとは、コロナのため、赤ん坊とは一切面会が許されませんでした。

でもわたしたちはもう大安心。

ルンルンと大船に乗った気持ちです。

 

赤ちゃんの体重がもう少しふえるまでとのことで、出産5日目に娘だけ一足先に退院することになりました。

退院時に小児科医から説明がありました。「赤ちゃんは小耳症で、左耳が小さいです」と。

 

「??」と思うわたしたちでした。

「形態については形成手術で直すことができます。聴力について危惧されるので、今後検査していきます」

 

娘は授乳で毎日赤ちゃんと会っていたはずなのに、左耳が小さいことにまったく気づかなかったようです。

写真を見ると、小さいなりにかたちがととのっていて、指摘されなければわからない感じがありました。

 

医師の説明がさりげなく淡々としていたので、「ああそうですか」的にスルッと聞いていましたが、事情がのみ込めるにつれてショックがわき起こってきました。

「赤ちゃんに障害があった?」

「娘が障害児を育てる?」

「そんなこと、そんなこと...」

 

わたしたち両親と娘夫婦、不安な思いで帰宅しました。

婿さんはその日のうちに他県の自宅にもどる予定でしたが、もう一泊することに。

「**ちゃんが泣くので今夜は一緒にいようと思います、あす早朝に出ます」とのこと。