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めざせ!国際人

graceの〝英会話"・"異文化"体験記

rain check

2011年04月04日 23時28分56秒 | うんちく・小ネタ

rain checkとは?

もともと野球の試合が雨天で中止になった際の振り替え券を意味したそうです。そこで、中止というより、「延期」のニュアンスで、お誘いを断るときに

”Give me a rain check.”

と言えば、

「(今回は都合悪いけど)またの機会に」「また誘ってね」

みたいなニュアンスになります。

“Can I take a rain check?”

なら「また今度でもいい?」ということです。

TV drama Sex and the City’の中では、「親に紹介したいんだ。会ってくれないか?」と彼に言われた女性が、「いよいよ結婚?!」なんて思っていたら・・・ 

彼はその後、”Can I take a rain check?”「(親に会うの)延期していい?」を繰り返し、結局実現せずbroke up!(別れてしまいました)


After you  お先にどうぞ

2011年03月09日 23時26分02秒 | うんちく・小ネタ

grace17歳の思い出

私が高校生の時、イギリス人のALTが英語の先生と一緒に歩いて来て、職員室に入る時。

並んで歩いてきたのですが、彼女は日本人の先生の後ろにまわり、手をさっと出して

After you.”と言いました。

「あなたの後で」ってことなので、私はあなたの後に入ります→「お先にどうぞ」ってことですね。当時高校生の私が初めて聞いたフレーズでした

二人の関係や状況によっては「(どうぞ)入って」なんて訳し方にもなるでしょうね。

その後彼女は日本語を少しずつ勉強し、同じ場面で「お先に!」と日本語で言うようになりました


Cheers!

2011年03月01日 20時03分03秒 | うんちく・小ネタ
手にglassを持って「乾杯!」という時、英語では"Cheers!"
これ有名ですよね。
「~に乾杯!」と言う時には'to'を使って、"Here's to the happy couple!"  "Here's to our health."  "To our friendship!" と言います。
では、かの有名なセリフ、「君の瞳に乾杯!」は?
"Here's looking at you, kid." とcheersは使われていないのでした。このセリフ、素敵 「カサブランカ」は素敵な映画ですね。
この’Cheers'ですが、イギリスでは'Thanks'の代わりに使われることもあるそうです。"Here it is."なんてserveしてくれたwaiterやwaitressに"Cheers."なんて言うことがあるんですって。
他にも"Bye!"の意味で使われたり。
私は実際にイギリスでこういった使い方をしているのを聞いたことはないのですが、先日、Hereafter を観ていたら、イギリスの少年がお店で買い物をするシーンがありました。買い物を終えて帰る時に、店主が"Cheers!"って確かに言ってました
それから、オーストラリアの友人は、の最後に'Love'の代わりに'Cheers'と書くことがあります





almost

2011年02月26日 22時55分17秒 | うんちく・小ネタ

almostといえば「ほぼ」「ほとんど」とか「もう少しで」とか

先日、職場で私が部屋のdoorを開けて退出しようとしたら、後方の人の方を向いて話しながら、その部屋に入ってこようとした先輩とぶつかりそうになってしまいました。焦った私たちは双方に「すいません!」「ごめんね」

その光景を見ていたイギリス人同僚がAlmost!”

そうです、「もうちょっとでぶつかりそうだったね」「危なかったね」ってことですね。

アメリカのドラマなんかを見ていて、何か言った後に, almost.”とつけてるシーンがありました。

言いきらずに「ほぼ」のalmostをつけると、「なんてね」とか「冗談よ」とかいうニュアンスになります

なんとなく伝わりますか?面白いですね


CLOVER 追記

2011年02月16日 23時39分45秒 | うんちく・小ネタ

アメリカでは四つ葉のクローバーの花言葉をBe Mineとしているそうです。これまたValentine cardの定番文句 "Be My Valentine!"みたいですよね

4つの葉には、それぞれにFame(名声)、Wealth(富)、Faithful Lover(満ち足りた愛)、Glorious Health(素晴らしい健康)と願いがかけられているとか

4枚そろうとTrue Loveを表し、幸せを運んでくれるとされているんですって

だからみんな一生懸命を探しちゃうんですね。

でも、クローバーだと思い込んでいたら、実はカタバミだった、ってよくあるらしいんです

まぁ、信じることが大切だったりして


Happy Valentine's Day!!! & CLOVER

2011年02月14日 22時33分35秒 | うんちく・小ネタ

cloverと言えば、「四つ葉のクローバー」が幸せの象徴として有名ですね。四つ葉は十字架になぞらえているのです。

私が思い出すのは、Ireland出身の友人が、自分の名前を書く時に、クローバーの絵を添え描きしていたこと。三つ葉のクローバーをシャムロックShamrockと呼んでアイルランドでは国の象徴としていますよね。三つ葉なのは「三位一体」としてキリスト教を布教したとか。

このclover、綴りをよく見てください

’c-lover’とすると・・・?

‘she lover’と読めば、「彼女は恋人」ってなことで、Valentine’s Dayに、ますますhappyモード

でもlover = someone who has a sexual relationship with someone they are not married to という意味ですから、お気をつけて! ‘girlfriend’を使ってね

まずは意中の彼女に 'Be my Valentine!' ってカードを添えてお花を贈ってみては


お花のネイミング

2011年02月11日 00時11分28秒 | うんちく・小ネタ

London flower留学では、お花の名前もとてもinterestingでした。例えば、これ↓

Cimg1491

英語でpincushionと呼んでいます。pincushion(クッション)です。お裁縫の時に使う、いわゆる「針やま」「針刺し」ですよね。見たまま!!色鮮やかでインパクト大

続いてはこれ↓

Cimg1271

英語でcockscomb。そう。「ニワトリ(おんどり)のとさか」という意味です。日本では「ケイトウ」と呼ばれていますから同じですね。「ケイトウ=鶏頭」です。

ニワトリのとさかというよりは、羽毛のようなケイトウもあります。以前ご紹介した、キャンドルに火が灯ったようなケイトウです。

http://blog.goo.ne.jp/grace14nov/d/20110101

次はこれ↓

Photo

Bouvardia(ブバリア/ブバルディア)です。これは日本語ですが、別名「蟹の目」。つぼみが蟹の目に似ているからです。いかがですか?

そして最後はこれ↓

Silver_cat

silver catと呼ばれています。これは日本での恐らく商品名ではないでしょうか?正式には「アエルバ」という名前です。確かに猫の毛みたいですよね。texturesoftでふわふわです!

お花のネーミングって面白いですよね。オシロイバナが夕方きれいに咲いて、香りがただようのでfour o’clockって呼ばれていたり






Afternoon teaとHigh tea

2011年02月06日 00時53分57秒 | うんちく・小ネタ

昨年末から行きたかったAfternoon teaに行ってきましたよ

とっても優雅なひと時でした

Afternoon teaと言えば、あの三段のケーキスタンド。前菜、フィンガーサンドイッチ、スコーン、焼き菓子、ケーキがのっています

Afternoon_tea_2_2 

ケーキスタンドはtableの上で省スペースのため。

もともとAfternoon teaはイギリス発祥。上流階級の奥様達が、eveningのオペラや、クラシックコンサートを楽しむ前に、間食として軽食を楽しんだんですね。食事というよりは社交の場、一種の娯楽だったのではないでしょうか。

イギリス上流階級ですから、お花を飾ったり、高級な食器を含め、テーブルコーディネートがされているイメージですよね

High teaというのはAfternoon teaと同じなんでしょうか?

この「high」というのはtableの高さに由来するようです。上記のAfternoon teaはLow teaで、低いtableで楽しんだのです。High teaは高いtable、要するに食事用のテーブルで、労働階級の人たちが仕事を終えての食習慣を指すのです。事実上、夕食と同じなので、Afternoon teaよりも、肉・魚といったしっかりした食事だったようです

Singaporeに行った時に、ラッフルズホテルでHigh teaを楽しみました

Singaporeでは普通、中華風Afternoon teaといった風に、アレンジされています。点心があったり、三段ケーキトレイではなく、ビュッフェのように個人個人取りに行くスタイルだったり。

ラッフルズホテルでは、イギリスAfternoon teaスタイルでしたよ 素敵なホテルで優雅なひとときを過ごせました。

昨夏LondonでAfternoon teaに出かけた時は、普段は絶対に飲まないミルクティーにしてみました イギリス風にね。

日本のホテルでも、多くがAfternoon teaを提供しているんですね。

今回はいろんなteaを頂くことができてhappyでした


Okey-dokey!

2011年01月26日 23時13分57秒 | うんちく・小ネタ

Okey-dokey.(オーキードーキー)というのは、OKの意味です

かつての同僚のイギリス人男性がよく使っていた表現です。昨夏LondonFlower schoollessonsを受けていた時にもイギリス人が使っているのを耳にしました。特にdokeyに意味があるわけではありませんが、リズムがいいですよね。韻を踏んでいるんです

こんなふうに韻を踏んだ語を繰り返すというのは、わりと多いんですよね。

例えば teenie-tiny 「とても小さい」と言う意味です。tiny(タイニー)の前にティーニーをつけてリズムよくしています

それから wakey-wakey 「起きて」の意味ですwake(ウェイク)の語尾を「イー」にして(これ、幼児語に多いです)ウェイキーを繰り返してます。

Wake up!” の代わりに Wakey wakey!” なんて起こすMomの姿、想像できます

それで思い出しましたが、Wake up!” の代わりに Rise and shine! なんて表現もあります。太陽が昇って輝くイメージが浮かびますよね

この rise and shineは「起床」という意味で、予定表などにも使われたりするそうです。

あ、またひとつ思い出しました。wishy-washy。これは例えば色だったら、ぼやけた感じの淡い色。人ならa person who does not have firm or clear ideas and seems unable to decide what they want。煮え切らない感じです。この表現、高校生の時に知りましたが、音が面白いので記憶に残っています。私も優柔不断なところがあるから、wishy-washy かなぁ?kind of


隅々まで

2010年05月30日 23時04分44秒 | うんちく・小ネタ

grace17歳の思い出

私の初めての外国人の友人。彼女がイギリスから日本に滞在していた時、私は高校生

今ほど洋書を数多く扱う書店は多くなく、当時は、わりと限られた書店だけだったように思います(もしくは地元の高校に通う私が活動する範囲では・・・)。

どこで見つけたかは忘れましたが、日本・東京に関する英語で書かれた情報誌を彼女のために買いました。当時の私にとっても、「こんな雑誌があるんだぁ。」という感じでした

そのmagazineをプレゼントした数日後。

”Thanks for the magazine!  I’ve read it from cover to cover.  I enjoyed it.”

 と言ってくれました。その時初めて聞いた表現。 ‘from cover to cover’

「カバー=表紙から、カバー=裏表紙まで」ってことだから、「最初から最後まで全部」ってことね!なるほどぉ。と妙に感心したものです。隅々まで読んでくれたなんて。喜んでもらえてよかったー、と嬉しかったのを覚えています


Mother's Day

2010年05月09日 23時18分58秒 | うんちく・小ネタ
God could not be everywhere, so he created mothers.
ということわざがあるそうです。
神様は、自分の代わりに母親をお創りになったんですね。
納得
確かに、母親の子に対する愛情は、神様のようです
いつでも変わりなく、永遠に続く、温かくて、深い愛情。
そんな愛情に包まれて、なんて幸せなんでしょうか
あらためて偉大なる母に敬意と感謝を表したいですね。
今日は母の日。
良い言葉を知ることができてhappyでした

同じだよ・・・

2010年04月16日 23時28分12秒 | うんちく・小ネタ

4月 新生活スタート!少しは慣れてきてペースがつかめた頃でしょうか?

私の仕事は「年度」が大きな区切りになるので、新年度を迎える準備と、スタートした春は、とっても忙しいのです

この仕事に就いてすぐの頃。

職場の先輩に「今年度は○○担当で、~~なんです」と、ちょっと不安をもらすと、彼は"Welcome to the club!"と言いました。

わかりますか?クラブって何部???今クラブ活動の話してたっけ??なんて思っちゃいましたか?

実はこの表現、"Join the club!"とも言いますが、「僕も同じだよ」って感じ。考えてみれば「ようこそ僕と同じ境遇へ!」ってニュアンス伝わりますよね。

その境遇っていうのは、普通、bad situationをさします

ここで思い出すのは、もうひとつ"We are in the same boat."という表現

同じ船に乗っている? そうです。同じ境遇ってことです。

"I have to go to work this coming Sunday.  I was in the office last Sunday, too." 

"We are in the same boat.  We are extremely busy now."

「今度の日曜、休日出勤だよ。先週もだったんだ。」「同じだよ。今、繁忙期だからね」みたいに。

みなさんも年度が変わり、担当がかわったり、職場が変わったり、いろいろでしょうが、頑張っていきましょうね


Easter(イースター)

2010年04月04日 14時33分03秒 | うんちく・小ネタ

日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、今日は「Easter(イースター)」。日本語では「復活祭」とも言われています。実はキリスト教では(クリスマスよりも)もっとも重要な行事です。

Easterはもともと、キリスト教で、イエスの復活(the Resurrection of Jesus Christ)を祝う祭りで、キリスト教最古の儀式(the oldest Christian observance of the year)。(十字架に架けられたイエス・キリストが、数日後に復活したとされているんですね)

現在は春の訪れや、新しい生命の誕生を祝う行事となっているようです

今日がEasterだと言いましたが、Easter毎年、日付けが変わる移動祝祭日で、「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」とされています。具体的には3月21日から4月24日の間です。今年2010年は44日。来年2011年は424日なんです。でもややこしいのは、西洋のキリスト教会(Western churches)と東方正教会(Eastern Orthodox churches)では、別の計算方法を用いるため、イースターが4~5週間ずれることもあるんですよ。ちなみに今年2010年はどちらの教会でも44日です。

伝統的教会では、Easter復活祭の前に40日(日曜日を含めない)のLent(四旬節)が置かれます。前回このブログでご紹介したLentです。

Easterと言えば思い浮かぶのは何でしょうか?Easterの主役、Easter egg(イースターエッグ)ご存知ですか?伝統的に、生命の誕生や復活を象徴するものとして、卵が使われてきたのではないかと言われています。

特別に飾り付けられた鶏卵です。殻にかわいい絵を描いたり、好きな色を塗ったりしますが、最近はチョコレートで作られた卵や、ジェリービーンズなどのお菓子を詰めたプラスチックの卵で代用するようになってきました。カラフルなホイルで包まれたチョコがたくさん売られていますよ。チョコの中は空洞で、卵に見立てています。

先日、私もハワイのお土産で、このチョコのイースターエッグをいただきました

卵型をしたプラスチックの容器にかわいいウサギの絵が描かれていて、中にお菓子が詰めてあるものも、以前アメリカのお土産にいただいたことがあります。その容器が可愛くて、お菓子を食べ終わった後も小物入れとして愛用していましたよ

さて、Easterのもうひとつのシンボル、もう分かりましたか?その容器にも描かれていた・・・

うさぎです!Easter Bunnyと呼ばれています。Easter eggEaster bunnyが運んで来て隠すと言われているんです(おもに英語圏の国やドイツで)。うさぎは子だくさんなので、古代から繁栄・多産(fertility)のシンボルなんです。そう、生命の象徴であり、跳ねまわる様子が生命の躍動を表していて「復活祭」にぴったりなんですね。Easter egg同様に、ウサギの形をしたチョコやパンなども売られていますよ。かわいいですね

Easter(日曜日)には人々はどんなことをするんでしょうか?

Easterの朝に、子供たちが隠されたEaster eggを探すんです( egg hunt)。隠すのはEaster bunnyに代わって、お母さんが隠します。Happy Easter!  Lets go egg hunting! なんて声が聞こえてきそうです。How many eggs did you find? なんて競争し、一番多く卵を集められた子がchampionです

ホワイトハウスでは毎年egg roll(エッグロール)という、丘の上から卵を転がすイベントを行っています。他にも、卵をスプーンにのせ、落として割らないように気をつけながら、誰が一番にゴールにつけるかを競うEaster Egg Spoon Race(エッグレース)も人気です。ニューヨークではEaster Parade(イースターパレード)もあります。ニュースで見たことあるかもしれませんね。

家族では、ゆで卵を食べたり、家族や友人など親しい人とタマゴやウサギの形のチョコレートや、中にプレゼントを入れたチョコレート卵を交換し合ったりします。Easter cardというgreeting cardの交換もありますよ。

前回のブログ「Lent」にも書いたように、西方教会と東方教会では、伝統的に四旬節の間、肉、乳製品、卵(東方教会では魚肉も)が禁じられています。復活祭の日に初めて解禁になるので、復活祭の正餐の食卓にはこれらの動物性食品が並びます。また、卵、バター、ミルクなどをふんだんに使った復活祭独特の菓子パンやケーキが作られます。これまで食べられなかったので御馳走ですね
レーズンやスパイスを焼き込んで十字の印をつけたHot Cross Buns(ホットクロスバン)というパンもあります。


登場人物の名前

2010年01月31日 16時28分59秒 | うんちく・小ネタ

アメリカ、イギリスの作家さんも、登場人物の名前をつけるのに凝っている。凝っているというか、意図があって名づけている、という当たり前のことを改めて認識したのは、大学1年生のとき。Joyceの作品を読んでいたときでした

考えてみれば当然ですよね。日本の小説を読んでいたって、そのイメージや生まれ、育った環境をほのめかすような名前がつけられていますものね。

名前から生い立ちや性格を想像したりします。

なんとなく、英語の名前というのは”漢字”ではないので、表現のしようがないと勝手に思っていたのです

しかし、英語でも、出身地(地方)を判断できる名前だったり、やはり性格をイメージさせるような名前をつけていたりします。そして”漢字”の持つイメージが表せない代わりに、といいますか、英語の”音(おん)”でイメージを読者に与えることもできるんですね

たとえばLやRの音で滑らかなイメージを出したり、同じ音を(姓と名でも)繰り返してリズムをよくしたり

また、ある単語をイメージさせるような名前だったり

特に、児童文学の登場人物は、面白い楽しい名前をつけて、読者である子供たちがワクワク読めるような工夫がなされている場合が多いようです

ハリー・ポッター・シリーズもその一つでしょうか?

また化もされた「チャーリーとチョコレート工場(Charlie and the Chocolate Factory)」の作者Roald Dahlも、名前に凝るタイプだったようです

例えば、テレビ大好きなMikeの名前はMike Teavee  そう、family nameのTeaveeの発音はTV(テレビ)と同じです

ぷくぷく太ったAugustus(オーグスタス)のfamily name はGloop(グループ)。

gloopはイギリスのスラングで、「ねちょっとしたもの」「形のない塊」「ふにゃふにゃした塊」というような意味。その体型がイメージできますね

そして極めつけ。イタズラ好きの女の子の名前Veruca Salt(ベルーカ・ソルト) Verucaという音から"verruca"という単語を連想します。これ、足の裏にできる「タコ」とか「イボ」とかいう意味だそうです。これは悪化するととても痛くて、さらに塩をつけるととんでもない痛みになるそうです

そう、この名前、このverruca(イボ)とsalt(塩)の組み合わせ。イギリスの子供たちは登場人物の名前を読んだだけでワクワクしてくるでしょうね

やっぱり自分の子供でもペットでも作品中の人物でも、名前をつける時は思いがこもりますよね 機会があれば英語の名前にも注目してみてください。


Boxing Day (ボクシング・デー)

2009年12月26日 23時57分58秒 | うんちく・小ネタ

イギリスの友人は、毎年イギリスのカレンダーをクリスマスカードと一緒に送ってくれました。イギリスの美しい風景が写されたカレンダーを選んでくれました。その風景を見るのも楽しみでしたが、カレンダーに書き込まれた、日本にはない記念日を見つけるのも楽しみでした

その中で、1226日のところには「Boxing Day」と書かれていました。この日はみんなでボクシングをする日?またはボクシングの試合を観戦する日? 調べてみました。

Boxing Dayold holidayで、社会的にあまり恵まれていない(階級の低い)人たち(今は、いつも自分達のために働いてくれている人)にプレゼントをあげる日

1226日ですが、土日にあたれば次のweekdayに移すそうです。英国、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアで祝われているようです。その習慣は国によって様々。起源もいくつか説があるようです。

たとえば、職人の店で使われているclay()の箱をChristmas Boxとして、みんなが寄付金を入れたそうです。それをクリスマスの後に壊して、中身を職人の間で分け合った。寄付金を入れた雇い主やお客さんから見ると、年末のボーナスをあげたことにもできる、というわけですね

というわけで、何かしらbox(箱)がからんだエピソードが起源と言われているようです。

かくして高校生のときに私はイギリスのボクシング・デーを知りました

それから10年くらい経ったころでしょうか。職場でイギリス人と日本人と話をしていたときにボクシング・デーが話題にのぼりました。

その場にいた日本人は私以外誰もボクシング・デーの存在すら知りませんでした。決して有名ではないですもんね。知っていた私が驚かれました

でも、日ごろお世話になっている人、例えば新聞配達、牛乳配達、郵便配達の方達、植木職人の方、職場を清掃してくれている方達に感謝をする日というのはとても素敵だと思います