しなやかな技術研究会β

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商社が農場への直接投資に動くとき

2008-06-06 10:09:18 | わたしたちの社会
リスク承知で農業経営に参入した三井物産の勝算(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

 各国が自国の食料を確保するために、禁輸処置に動いていることは、輸入作物に依存するわが国にとってゆゆしき事態といえる。そんななかで、商社が外国の農場への直接投資に動き、農場経営に参入したということです。
 このことは、直接投資に動かないと食料の確保が危ういという状態が、今後どうなるかについての、予見的な動きと考えることができます。この動きが、世界の食料事情の趨勢であり、ますますの資源争奪の動きが、加速するにつれ、金以上の金の動きが必要とされるということになります。

 輸入作物に頼ることのリスクがどんどん大きくなっています。

 私企業の資源の独占が進んでいるという世界の状況を知れば、日本人の食糧安全保障は、あまりに脆弱だといえます。
 ”金”の意味するものがかわりつつあるとすれば、日本人がどこに基盤を求めなければならないのか? 自明のことだと思います。
 地産地消を健全な形で、維持し育てるために、国内農業への直接投資が必要なタイミングが、おとずれたようです。

宣言案要旨 食料サミット-----47NEWS,2008/6/5


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