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汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの想い 憂鬱の日がな

2009年10月12日 | 散文詩
 精神は滞る事を知らず、不遜に、腐乱に、乱舞に狂い猛り、獰猛な猛禽が僕の心を貪り喰いながら、どこか目は虚ろな一点を見つめて、かえり咲いた桜の花は空しく音を立てて散り散りに散っていく。
心には重苦しい靄が、立ち込める不安に窮屈に絡め取られて、周りはおぞましいほどに乱立する花の戯れに、僕は更なる土地を求めて、彷徨い、そして枯れていく。

 誰が僕を見つめてくれるというのだろうか?

 誰が僕の事をやさしく愛撫し、諌めてくれるというのだろうか?

 辛辣さ極まる霧雨の中、僕は途方に暮れて、消えゆく炎に目を曇らせては、落ちくぼんでく、木漏れ日が懐かしい。温かな抱擁が恋しい。

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猛禽→もうきん

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