触れ合い 見つめる 終わりを告げる鐘の音を聴きながら
求める 愛し合う 裸の幼体を まるで掻き消すように
想いに駆られ 舌を噛み切る 死を予告する
擦れ違いを助長するように 愛は 星のように 煌煌と
やがて見失う この手を離れないで 愛は儚い
夢は夢のままの 流した涙を忘れないで
拡がる闇は ありのままを失くした 愛の亡骸
この手に香るのは 孤独を癒す為の 唇の象り
貪る 貪欲に 愛は鼓動を打ち続け
哀愁の香しい優しさに 舌を絡ませる 愛を求めるが故に
この手には 少しの安らぎが 打ち付ける雨
飛沫を浴び 朽ちて行く 楼閣のような 侘しさに包まれて
それは夢のよう 誰の為に 人形は霧消していくの
優しさを知る 人形の温もりを感じる 舌先の戸惑いに
瞳は胡乱に 微睡み 愛をその接吻で貪る
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