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汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 夢を見ている

2009年09月20日 | 初期中期の詩
あなたの小さな手
退廃的な面持ちの裏にある快楽の余韻
あなたと手を繋ぎ
夢見は現を突き抜けて
遥かな未来への懸け橋になる
ふくよかなあなたの腕の中で
忘却の影に唸らされて
夜も眠れぬ絶望に苛まれている
陽の光が幽かに希望を注ぎ込む
トラウマの誇張は
一時の幻想に酔いしれる
思惑は更なる高揚を生み
精神の彼岸に立ちすくむ
少年の心に僅かな雨を降らせる
邁進していく悲しみのせせらぎを耳にして
涙はいつとなく枯れ果てて
季節は泡になって、私の心に降り注ぐ
みすぼらしい身の内に、紅の花が咲き誇る
香しい香りに包まれて
束の間の安らぎを
大切に抱きしめて
私は眠りに落ちる
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