深いところで 響きあう音
反響する闇 さざ波の音 揺らぎ
小さな幸せの 星空のような 安らぎ
ほんの細やかな この愛のために
いくつもの涙が 地球上を流れた
ほんの細やかな この愛のために
あなたは小さく溜息を吐いて
自分を傷つけ続ける 細やかな愛のために
涙は流れ 星空は鼓動する
波は穏やかなまま 時空に響く愛は
この星に 悲しみを植え付ける
揺れる 生命が生れ あなたに出逢った
果てもない宇宙のさざ波に乗って
この地球に降り立った 震える手
僅かな食料と 水を手掛かりに
愛は鼓動を始める
小さな掌で 必死に掴もうとした
降り続く雪 偶然は廻り 必然へと辿り着く
未知の世界へと 飛翔する勇気もなく
枯れ行く葉のように 侘しさを抱えたままで
声は震え 涙は溢れ 星空は廻り続ける
生命の始まりは 遥か遠く
物語は始めから 終わりまでの道のりを
描いていく