総てが 虚ろに歪んで行く その切ない瞳の 優しさも
果ての無い 記憶に埋もれて行くのなら
瓦礫に築かれた この関係も いずれ砂の形跡に 消えて行く
重なり合い 静かに待つ 死の香りは 愛に塗れた 憂鬱の涙
炎に 取り囲まれ もがき それは輝きを放つ
怯えたその手は とても優しい 感情の償い
悪い夢は続き 想いの果てに あなたは さり気なく 手を添えた
この心の在処を 凍える瞳の寂しさに 重ねる
儚い 生命の悪戯 いつの日にも絶え間ない 愛は咲き誇り
その胡乱な瞳に 想いは溢れる この欲望も
その鮮やかな血の色に染まる 最愛の徴を 刻み入れる時を